こんにちは!アイコンプラス、インターンの笹谷政太朗です!
僕は四季の中で秋が一番好きなのですが、
11月になり急激に気温が下がってしまったので、
秋がかけ足で通り過ぎてしまい、
一瞬、もう冬が始まったのか!と思いましたが、
まだ秋の余韻が残っていてほっとする気持ちが戻ってきました。
みなさま、季節の変わり目の体調管理には十分お気をつけ下さい。
あと少しかも知れない秋の余韻をみなさまはどのように過ごされるでしょうか?
「食欲の秋」、「スポーツの秋」などなど...。
僕はこの良著紹介もありますので、
そして、秋の夜長に読みたいと思う次の本は
「オリックスはなぜ優勝できたのか」がいいな~と
個人的には思っています。
(将来、良著紹介でご紹介するかはわかりませんが...)
なぜこの本に興味があるかと言いますと、
オリックスは僕の地元の球団で、
京セラドームは自宅から自転車で25分くらいでいけるくらい近くにあったので、
よく応援しに京セラドームへ行っていました。
今年の日本一を決める試合では、第3戦まで未勝利だったのですが、
そこからなんと4連勝し、逆転で26年ぶりの優勝を決めました。
学校とバイトであたふたしていた僕はこのニュースにとても元気づけられ、
オリックスの苦闘と変革の25年にとても興味がわいてきています!
この本を推薦する理由
人生を成功させることにおいて必ず必要なものの1つとして、
この本では、『仲間』であると書かれています。
輝かしい栄光を手にした人のインタビューで
『成功の秘訣』を聞くと、
必ずと言っていいほど周りの人々への感謝の言葉があります。
やはり、どれだけの才能があろうとも、ひとりでは絶対に達成できません。
周りの人々の支えがあって初めて、
そのような輝かしい栄光を掴み取ることができるということでしょう。
ということは反面、自分の失敗を周りの人間のせいにして、
自分自身何も変わろうとしない人には、
いつまで経っても成功は訪れないのではないでしょうか?
僕自身も第一志望の大学に合格することができたのは、
一緒に勉強し、互いに刺激しあい、成長させてくれた友達、
根気強く僕の勉強につきあってくれた担任の先生、
そしてなによりも、1番近くで僕のことを応援してくれていた
両親の存在がなければ、絶対に合格することはできませんでした。
前回は、序章から第3章をお伝えしましたが、
今回はそのつづきである4章から6章までをご紹介していきます。
ここでは良い仲間とのパワフルな人間関係を築く方法を柱に
そのための心構えと実践方法について書かれています。
ご一緒に読み進めていきましょう。
各章の概要(4章〜6章)
4章では、「人生にもっと多くの時間をつくる」ための方法が述べられています。
物理的にはその通りなのですが、
実はそうではない!
時間は自分が何をするかによって、
広がったり縮んだりするものだと著者はきっぱり言い切ります。
このことは、アレック・ウォー氏の言葉を引用しています。
「わたしたちは、特に好きでもない人や、楽しくないものごとのために、
間違いなく時間の半分を費やしている。
そのため、本当に大切な人やものごとに振り向ける時間がない」と。
結局は自分にとっては楽しくないことをやっている訳で、
そりゃ、自分にとって楽しく、大切だと思えることに
時間を使いたいものです。
つまり時間の使い方が重要だといっているのだな!と
筆者の主張に妙に納得してしまいました。
そこで、知らず知らずのうちに貴重な時間を減らしているものを排除し、
本当に重要なことに集中できるようにすためのアドバイスが
この章では10個のアドバイスとして紹介されています。
その中で、僕も試してみようかなと思ったことが、
「自分の時間を追跡する」というものです。
これは、お金の使い道がわからなくならないように
家計簿をつけるのと同じ要領で、自分の時間を細かく記録するという方法です。
実は家計簿なんてつけたことのない僕なので、
めんどくさ~と言って、1日で投げ出してしまいそうですが...、
1週間だけでも、15分刻みで、自分の時間を追跡してみると、
一見重要に見えて結局は大したことのない事柄や、
簡単に人に任せれるような事柄に、
自分の貴重な時間がどれほど費やされているかが
わかってびっくりするでしょう!と筆者もいっているので、
やってみようかなと思った次第です。
朝起き、シャワー浴びながら歯を磨き、身支度をして、
学校に行き、昼食にラーメン食べて、授業をぼーっと聞いて、
学校が終わるとバイトに向かい....そして帰宅して寝る。
あれっ??これってやらなくてはならないことだけをしていて、
本当にやりたいことは何もやってないな?というより、
自分にとって本当に大切なことや、やりたいことって何なんだろう?
自分にとって大切な時間を使いたいことはなんなんだ??と
それを見つける必要があるなと思いました。
喜びを分かち合える人々がたくさんいますか?と
聞かれるとなんと答えられるでしょうか?
一般的には成功を手にするための鍵となる
協力的でパワフルな友人達との強力なネットワークを持っている人は
少数派ではないでしょうか。
この章では優秀な人々と表面的に知り合うことではなく、
長く持続する深い協調関係をつくる方法が綴られていきます。
成功するためには自分が思っている以上に友人や、
支え合える愛情がたくさん必要であり、
自身の感情的欲求をたっぷり満たせる人間関係を構築していくには、
まずは自分自身を認め、許すことから始まるようです。
「自分を認め、受け入れ、許す」ってなにそれ?って思いませんか?
一見、「自分のことは自分が一番分っているはずだから、認めている。
そして、自分は自分なので受け入れていないはずがない!
僕はよく周りから自分には甘い!といわれているので、
多分、自分で自分を許しているのだと思います」と
あたり前のことすぎて、僕には筆者の真意が分らなかったのですが、
読み進めていくと、原点は自分自身との関係から始まると書いてあります。
う~ん。まだ少ししっくりこない感じです。
さらに、その原点の始まりが「償いをする」なのですが、
これは素直にあやまれ!といっているのではないようです。
人は多かれ少なかれ、自分が期待したことを
他人がしてくれないとイライいらして
「なんでこんなことも知らない(できない)のだ!」
「そんなことは常識だろ?」「○○の時にはこうするべき!」と
自身の価値観や信念によって、
自分の思い通りにならないときなどは他人を批判したり、
裁くような思考になり、これが怒りとなって言動に出ているようです。
筆者自身も、その原因を掘り下げたところ『原因は我にあり!』と
いう結論に行き着いたようです。
そして、他人を批判の目で見る人は、
大抵自分にも厳しい目を向けていると!言うのです。
裁判官のように自分で決めた基準(価値観や信念)で自分自身を評価し、
さらにその基準に達していない他人をも責めてしまう傾向があるようです。
それを自覚することが大切なのだと
筆者の意図が少し見えてきた感じがします。
そして、そのように人を裁いて、さらには叱責したり、
嫌味を言ったり、怒りをぶつけてしまったときは、
そんな自分を許すこと以外に特効薬はないようです。
自分を自分で許す特効薬とは、
まず自分はその時、その時に出来ることの中でベストを尽くしていると理解する。
こう考えることによって、
他人が何をしようと(自分の期待基準とは違っても)
許す準備が出来るわけです。
このことは自分が不愉快に思ったことを
大目に見ると言うことではなく、
誰が悪いという判断をやめると言うことが
『肝(きも)』だと言っています。
あやまちを犯すのが人の常だと心得て、
自分を許せずにいることや、
自分が犯してしまった(他人を見下したり、批判してしまったことを)を
リストに挙げて、潔く謝罪し、適切な償いをすると驚くほど心が晴れ、
信じられないほどの多量のエネルギーが解放されるとここでのアドバイスは
締めくくられています。
何かに怒っている友達を思い出しました。
そんな友達に伝えたいアドバイスが、
「償いをする」のすぐ後に書かれてある「あらかじめ許す」とものです。
長年恨みを抱いていたり、腹を立てたり怒ったりすると、
それはエネルギーの巨大な排出口になってしまうので、
その排出口を塞ぎ、身軽になりたいのならば、
なんらかの形で傷つけたり衝突したりした相手に電話をして謝り、
お互いに許し合う機会があればいいのにな!と願いました。
たとえ相手が間違っていて、自分が正しくても謝り、
誰が正しくて誰が間違っているという点ではなく、
相手を許すことが自分自身と、
人生に望むものを引きつける力に大きく影響するということを
本著を紹介して伝えられればと思いました。
6章
筆者からこの章のしょっぱなに「あなたのやりたいことは何ですか?」と
読者への質問を投げかけています。
僕は「現在、模索中です」と心の中で答えましたが、
すでに自分の天賦の才能を発揮できるやりたいことを
見つけ出している人であっても、
やりたいことへの方向に楽に進めるように10個アドバイスが書かれています。
この「楽に進める」というのは興味をそそられますね。
まず最初に「理想の人生を設計」するためのアドバイスから始まります。
これは理想的なキャリアを設計するより以前に、
筆者は重視しているからです。
まずは、やりたい仕事(キャリア)の上位概念である
「人生そのもの」にフォーカスするのです。
そして、その次に仕事で達成感を得る秘訣としてのアドバイスは
「価値観とビジョンを一致させる」ことへと進みます。
この価値観とは、正邪を判断する道徳的価値観ではなく、
自分が本当に好きなことをしているという感覚における価値観のことです。
自分の価値観に従って生きている時が、
人間は1番いきいきとしていて、「自分らしい」といえますよね。
例えば、創造性と発明に価値を置く人や、
寄与、奉仕、励ましに価値を置く、
コミュニティの一員となり他者との繋がりを感じることに価値を置くなど、
ちなみに僕は、リスクを感じながらもチャレンジすることに
価値を置いているような気がします。
この価値観自体を見つけ出すことが分らないというは、
これまでの人生の中で嬉しく、または感動した人生ピークとも言える瞬間を
いくつか思い出し、
なぜそれが自分にとって重要かという理由を1つ1つ書き出しながら、
思い描くもの良いでしょう。
自分自身の価値観にそった仕事に就くことができれば、
自ずと人生が充実するように感じられると思います。
役立ててもらいたいポイント
『人生改造宣言』の4章から6章までを紹介してきましたが、
そこで紹介されているアドバイスの中で、
日常生活の中で知らず知らずのうちに使っていて、
結果的に成功に繋がっていた体験がいくつかあるので、
紹介させていただきたいと思います。
人生にもっと多くの時間を作る最も簡単で手早い方法は、
約束の時刻よりも10分早く待ち合わせ場所に
現れることです。
僕は、以前の良著紹介でも述べている通り、
とても朝が弱く、中高では遅刻ばかりして、先生や親に怒られていました。
それによって、いつもせわしなく朝の準備をし、
遅刻の言い訳を考えることで頭がいっぱい、という有様でした。
受験が迫っているにも関わらず成績が思うように伸びず悩んでいたところ、
当時の担任の先生から、まずは生活習慣を見直して朝、少し早くに学校に来よう!と
アドバイスをいただき、10分ほど早く学校に着くようにすると、
登校中も勉強に集中することができ、
少し早く教室に着くことによって、
その日の予習などもすることができ、
その後の模擬試験ではいい成績を取ることができました。
そしてもうひとつのアドバイスは同じく4章から
やらなければいけないことに即座に反応するということは、
当然のことでありながら、しかしそれをしっかりとできる人は
めったに見られません。
たいていの人が色々なことをぐずぐず引き延ばすからです。
実際、僕も大学に入るとたくさんの期限付きの
やらなければいけないことができました。
課題やレポート、テスト勉強そしてこの良著紹介もです(笑)
このようにたくさんのやらなければいけないことがあるのですが、
期限まで結構時間があるし後でもいいや、と
思い先延ばしにすることによって、
結果的に期限ギリギリになってやらなければいけないことが
たくさんたまっている状態になり、
いくつかの課題を出しそびれるということがおき、
単位取得が危ない!という事態になりました...
これではまずい!と思い、出された課題はその日のうちにやる!
ということを徹底すると、心への負担も軽くなり、
より勉強が捗りいい成績をとることができるようになりました。
今やらなくてもいずれやらなければならないのです。
先延ばしにしている間、その事柄をするために
必要な知識が貴重な頭のスペースをくいますし、
後でやることを忘れてはいけないと思うことで
気持ちに負担がかかり、不必要なエネルギーが失われています。
以上で、4章~6章をまとめて参りました。
次回には7章~10章にも日常生活で使えなと思える
コーチングのアドバイスをお伝えします!!
22.11.03(木) 笹谷 政太朗 カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!アイコン・プラス、インターンの笹谷政太朗(ささや しょうたろう)です。
前回の投稿が4月の「スマホ脳」でした。
あれから、あれよ~あれよと時が流れ、
この半年間、一身上の都合 (4月から報道機関での新しいアルバイトがはじまり、
アイコン・プラスとの兼務)それゆえ、良著紹介のお休みをいただいておりました。
皆さま、再びよろしくお願いいたします。
さて、アイコン・プラスの良著紹介をお休みしていた半年間(4月~10月)は、
時間(大げさに言うならば時代)の流れと変化を感じずには
いられませんでした。
ロシアのウクライナ侵攻がいまだ止まらず、その影響で原材料の高騰、
10月17日には148円台(半年で27円の円安)になっています。
そして、初夏頃から日本を代表する著名なデザイナーの方々が
旅立たれたニュースが相次いたことで、
ファッション業界の一時代の節目を感じながら、
秋の到来とともに1番衝撃を受けたのは、
安倍晋三氏射殺事件です。
安倍晋三氏の遺族、並びに関係者には御冥福をお祈りするとともに、
このような日本政治の民主主義を脅かすようなことが
2度起こらないように願ってやみません。
今を見直し、将来の成功への羅針盤となりうる
『人生改造宣言』という本をご紹介したいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
「人生を成功させるには、どのようにすることが必要なのでしょうか?」と
尋ねられると、皆さんは何とお応えになられますか?
この本では、成功とは自分が"向かう"ものではなく、
自分が"引きつける"ものであると明言しています。
人は良いものごとが巡ってくると、「ラッキー!!」と喜びながら
それを運や偶然として片付けてしまっていることはないでしょうか?
多くの方が、これまで自分に訪れた幸運は、
決して、棚からぼた餅みたいな偶然性のものではない
ことに気づいていないのです。
著者は、自分がベストな状態にあり、やりがいのある仕事をし、
幸福を感じ、人生に胸をワクワクさせている時には、自然と成功を引きつけていると言っています。
問題が起こったり、期待する結果が得られないというのは
自分自身をベストな状態にできていないからであり、
望む成功を引き寄せられていない!という訳です。
ということは、「いつも自分自身をベストな状態にすればいいんだよね♥」
と、皆さんもお気づきになられると思います。
では、それに引き続き、
「じゃあ、どうすれば、いつでもベストな状態を保つことができるんだろうか?」
そこで、『コーチング』というスキルが使って、
自分自身のベストな状態を自分でコントロールしていきしましょうと
本著では語られていきます。
コーチングとは、
今、自分がいる場所と自分がいたいと思う場所との間のギャップを埋め、
さらに自らが設けていた限界を超え、
豊かな可能性を実現できるようにする1つの手法です。
この本では、プロのコーチである筆者の『コーチングのテクニックやアドバイス』が
たくさん書かれてあります。
そして、このコーチングという手法は、
他人の成長や成功を手助けするために使うこともあれば、
自分が自身に使うことも可能なのです。
自分自身でベストな状態をコントロールしていくことを
『セルフ・コーチング』と呼び、成功を引き寄せるために
『自分自身の環境を整える』ために役に立つものです。
改めて申しますが、成功とは自分が向かうものではなく、
"引きつけるもの"ですので、本書のアドバイスを実践することで
成功を引き寄せ、「人生改造」の第一歩を踏みだしましょう。
この本は、世界中のエグゼクティブ、政府高官、企業家、
自営業者などの多数のクライアントを成功に導いてきた
タレン・ミーダナー氏が、プロのコーチとしての豊かな経験と、
会社員として働いた経験から引き出された実用的な知恵を全10章にまとめ、
各章に現実に即した例話と折り紙付きの
なんと!『101個』が紹介されています。
丁寧にお伝えしていくために、
10章を3回に分けて、今月は序章から第3章までをお送りします。
序章では、この本の根底にあるコーチングについて述べられています。
コーチングとはなんなのか、そしてコーチングにはどのような効果が
あるのかについて述べられます。
僕は野球チームに所属していたので、
ピッチングコーチやバッティングコーチが専門性を高めてくれる
指導者であることは知っています。
そして、コーチ達は野球のテクニックだけではなく、
野球の試合に勝ちたいというメンバーの意欲を引出すように
してくれていたことを思い出しました。
『今、自分がいる場所と、
自分が行きたいと思っている場所との間の
ギャップを埋めていく』
プロセスそのものことだと思います。
日常に潜んでいるエネルギーを無駄使いするような
小さないらだちの種を全て排除することから始めます。
そして、その後にポジティブなエネルギーを生み出してくれる物を
取り入れることによって、
自分が生来持っているパワー、"ナチュラルパワー"を増大させることを学びます。
では、なぜ最初に苛立ちの種を排除する必要があるかと言えば、
どんな素晴らしい目標があっても、
砂の上に城を築くようなもので、
もろく崩れてしまう危険をはらんでいるからです。
そして、コーチングによって、エネルギーの無駄使いを回避できたり、
効率的によりよいエネルギーを取り入れることができることが、
一番の効果なのではないかと思います。
この序章で僕にとって印象深い文章があります。
『成功をおさめれば幸せになるだろう、というのは必ずしも真実ではない』という言葉です。
自分がいきたいと思っている場所(=生きる目的や目標)を見つけ、
自分の可能性を存分に出し切きることこそが、
成功を越えた『成幸』(成功して幸せになる)ことだと
伝えているように思いました。
なので、まずはイライラを発生させる
不満の種たちをリストアップしていきます。
ここでのキモは頭の中でリストにするだけではなく、
ちゃんと紙に書き出すことを勧められています。
たいていの人は60~100もの我慢があるそうですよ(;゚ロ゚)
欲しいものをすぐに見つけられないことが多々あります。
そのたびに、「あ~うっとしいな!どこにやったんだ!
(一人暮らしなので、他の人がどこかにやるって事はありえないわけで...)。
なので、数秒後には、机の中を整理しなくっちゃな!とは思うのです。
このようなことは明日にでも出来ることなのに、
伸ばし伸ばしにしてしまい、捜し物があるたびにイライラを感じていました。
このような場合は、リストにある項目の中で、
1日で出来そうなモノから片っ端処理していきます。
そして、同じように日々のイライラや不満を感じている友達と
お互いの片付けの進捗状況を報告し合いながら、
励まし合うこともおすすめだと書いてあります。
些細な苛立ちでエネルギーをむだし消費することがなくなった上で、
ポジティブなエネルギーをどんどんと取り入れていきます。
ポジティブなパワーの集大成が本来、
一人一人が成功を引き寄せる事ができる
「ナチュラルパワー」というものを醸成していくという感じです。
そこで、ポジティブなエネルギーを生み出ために、
「毎日やる10の"楽しい習慣"を取り入れる」というアドバイスが面白いと思いました。
ここで皆さんに質問です。
「毎日、やるのが楽しみに思えるようなこと」を10個あげれますか?」
僕は10個もすぐには思いつくことすら出来ませんでした。
そこで、毎日の習慣に、ちょこっとだけでも楽しめる(良いことと思える)こととの
組み合わせで考えてみることにしました。
例えば、
もしくは自転車に乗って通勤する
(⇒運動にもなるし、電車賃の節約にもなる)
★電車賃が浮いた分で、帰り道には何か1つ、自分へのご褒美としてコンビニで好きなモノを買う。
★1日1食、主食以外に意図的にサラダ、煮物野菜、くだものなどを1品取り入れる
(⇒かなり簡単で、ヘルシー志向っぽくて聞こえもいい)
★朝、歯を磨くときにスクワットを100回する
(⇒歯の健康だけでなく、足腰が鍛られる)などです。
こうやって、楽しむ(良いと思うこと)を実行することは、
エネルギーをチャージしていくことを意味します。
そして、毎日やるのが楽しみに思えるようをするためには、
"するべき"習慣にせず、
それ自体が自分へのごほうぴになるような、
"喜んでやりたい"習慣にすることがポイントです。
新しいエネルギーを取り込むために、そのためにスペースをつくることを学びます。
というのは、イライラがなくなり、楽しい(良い)習慣を手に入れた私たちは、
その影響で、ますますナチュラルパワーが高まり、
引きつけるものが多くなってきます。
古くて、着なくなった洋服でパンパンになったクローゼットを片付けなくては、
新しい服を入れるスペースがないという事です。
スケジュール欄がぎっしりつまっていることが、
成功のしるしだと考える人は多いかもしれません。
ですが、そんなに忙しいと、自分の周りで起こっていることに目がいかず、
絶好のチャンスを見逃しているかもしれません。
特に、ここ数ヶ月の自分のスケジュールを思い出して下さい。
やるべきことや、会うべき人が多すぎるとは感じたのならば、
まさに簡素化して、時間のスペースを作るときだといえます。
この章では「自分の行動を整理」していくために、
身の回りを整頓、そして、その整頓を保つ、とことんシンプルに!
していくための方法を知ることが出来ます。
数年前から日本でもブームになっている「断捨離」の必要性を、
この本は18年前には書かれていたのだな~と関心しました。
(ちなみに当著は2004年出版です...)
以下のこれをくわえてもいいかも...と思いつきました。
★1日に1つ、何かを捨てる!というものです。
第3章
まずは、お金について正直な価値観などを
自己認識することからら始め、
お金を無駄に使ってしまっていることをやめ、
10〜20年後には生活のために働かなくても良くなるように
財政的自立を目標にかかげます。
やはり、労せず成功を手にするには
ある程度のお金を手に入れておく必要があるということです。
僕にとっては、理解は出来るけれど、
実行するのはちょっと難しいかな?と思った章でもありました。
そのような中でも、これならできると思うものが『億万長者ゲーム』です。
友人達と「もしも10億ドルあったらどうする?」と聞きあって、
それぞれがやりたいことを
少なくとも100項目くらい書き出していくことをゲーム感覚でしていきます。
「今年の年末宝くじジャンボで10億円があたったらなにする?」
という感じでしょうか...。
そして、その次に、100項目のお金があったらやりたいことを中から、
臨終の時を迎え、自分の一生を振り返っていると仮定して、
『絶対にやりたいこと、欲しいもの』
もしくは『絶対にやらなかったことで後悔する』ことの
上位10項目を抜き出します。
「手に入れたかったものを逸したこと」よりも
「しなかった」ことや「出来なかった」ことを
後悔する傾向があるそうです。
たとえば、「フェラーリを買いたかった!」と何十年も切望して、
結局、購入出来なかったとしても、あまりそこへの執着はなく
それ以上に、
「人を許せなかった」」
「愛する人とわかり合えなかった」
「潔く非を認められなかった」などを
後悔することが多いそうです。
と、考えると、これらを裏返したものが、
人生において本当にしたいこととなります。
つまり...
「憎んだり、恨むよりも、人を許したい」
「愛する人とわかり合えるまで時間を取りたい」
「悪いと思ったら、すぐにあやまっといた方がいいななぁ」とかです。
あれっ?これが人生で本当に望んでいることだとしたら、
あんまりお金を必要とはしませんね。
僕にとってもこれからの長い人生で、
自分が後悔にしないことは何なのか?
と検証してきたいと思う「お金についての章」です。
「人生改造宣言」の序章から第3章を今月は紹介してきましたが、
「ポジティブエネルギーを引き寄せる」...これがそうか!と
実感した事例があったので紹介させていただきます。
それは"身の回りを整頓する"です。
何か新しくて素晴らしいものを自分の人生に招き入れるためには、
そのためのスペースを作らなければならないことは
第1章で語られていました。
捨てるものはなんでもいいのです。
なぜなら捨てることによって、自分に余地ができることに意味があるからです。
僕は高校までは、大阪の実家で過ごしていて、
大学になって初めて上京し、1人暮らしを始めました。
それまでは、実家で母親に洗濯や掃除、
そして食事などを全てやってもらっていたのですが、
1人暮らしをするとなるとそうはいかず、
洗濯は4日に1回、掃除は全くせずに部屋が汚くなっていくばかり...。
食事はコンビニの冷凍食が続く、といっただらしない生活が続いていました。
その結果、負のエネルギーがたまり、
大学の成績が思うように上がらない、
単位を落としそうになる((;。;)ということが起きました。
上京して2年目の今年、このままではいけないなと思い、
おもむろに散らかりきった部屋を掃除しようと決心し、
実行に移しました。
部屋をスッキリさせると、気分がとても良いことに気づき、
大学の勉強にとても集中できるようになりました。
その結果、新たな年の春学期は良い成績だけではなく、
新しい友人、新しいアルバイト先では
これまで興味があった分野を学ぶ機会を得ることができ、
整理整頓の力はあなどれないなと実感しました。
この本によると、この原理は
自然は真空を嫌うという物理の法則に基づいており、
真空(スペース)をつくれば、そのスペースを満たそうと、
森羅万象がたちまち新しいものを送り込んでくるのです。
次回には4章~6章における日常生活で使えなと思える
コーチングのアドバイスをお伝えします。
タレン ミーダナー (著)
ライフ・コーチングの分野では、世界的に最先端を行く第一人者。
いままでに何千人ものクライアントを成功に導き、
国際的な名声を得る。クライアントには、世界中のエグゼクティブ、
政府高官、起業家、オーナー経営者など多数。
その業績は、全米や世界各国の新聞や雑誌に掲載され、
BBCやCBSといった国際的なテレビやラジオ番組にも多く出演している
22.10.18(火) 笹谷 政太朗 カテゴリ:ã‚«ãƒ†ã‚´ãƒªã‚’è¿½åŠ 、スタッフブログ
4月になり、入社(入職)式を迎えられた新社会人の皆さま、
おめでとうございます。
新たなスタートを切られて1ヵ月近くが過ぎ、
すでに新生活に慣れたという人もいれば、
なかなか新しい環境になじめなくて...という人もいるのではないかと思います。
ちなみに僕は後者で、とても苦労しています...。
昨年はコロナ禍によって大学の授業がほとんどオンラインで行われ、
週に一回しか学校に行けなかったのですが、
新学期からはほとんどの授業が対面で行われることが決定し、
週5で学校に通うことになったため特に、
朝起きることに大変な思いをしています。
毎日学校に通うことは当たり前のはずですが、
1年間、週に1回学校に通うという生活パターンに
慣れきった僕の脳と身体は、毎日、朝早くに起きるということが
こんなにも難しいものなのか?...と自分ながら、情けなくなってしまいます。
なので、この新学期からは早寝早起きの習慣を再び取り戻したいと
思うとともに、2021年にもっとも売れた本を読んでもう一つ、
思ったことがあります。
それは「スマホ生活」です。
前置きが長くなってしまいましたが、
令和4年4月分の良著紹介としては、
著者、ハンセン氏の母国スウェーデンでは
社会現象にまでなったと言われる
『スマホ脳』をお送りしたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします!
この本を推薦する理由
僕は、小学校5年生(11歳)になった頃からスマートフォンを使用し始め、
現在(19歳)に至るまで、ずっと使い続けています。
中学生時代にはSNSの面白さを知り、
高校生にもなるとスマホでゲーム、友達とのメールのやりとりが楽しくて、
夜更かしするといったこともありました。まさにこの頃から、
「スマホ漬け」になってしまっていたのです。
そして、なぜ僕はスマートフォンの魅力にはまり、
使用時間が莫大に増えてしまったのかというその理由や、
合わせてスマホが僕の生活に与えた影響をこの本を通じて知り、
フェイスブックの「いいね! 」の開発者は、
「SNSの依存性の高さはヘロインに匹敵する」との発言を聞いて、
「おおっ~(;゚ロ゚)、僕の脳は完全にスマホに洗脳され、
スマホなしでは生きていくことすらできないと!
間違いなく思っていたな!」と納得してしまいました。
本著では、どうしてスマホが人を依存させるのか、
その理由は脳内のドーパミンが鍵を握っていることを解明しています。
分泌される報酬物質と言われていますが、
実はそれだけではありません。
ドーパミンの最も重要な役目は私たちを元気にすることではなく、
人間に行動する"動機"を与えることです。
つまり、ドーパミンは『人間の原動力』とも言えるのです。
しかも、研究結果からは、
僕たちの脳は「何かが起こるかもしれない」という不確かな期待が大好きで、
ギャンブルのように報酬がもらえるかどうか分からないものの方が
ドーパミンを大量に発生させているとのことです。
何かが起こるかもという期待以上に、
報酬中枢を駆り立てるものはないというのです。
これには僕も心当たりがありました。
スマホゲームで強い敵と戦っているとき、
勝てるかわからないが「次こそは勝てるはず...」と思い、
何度も何度も勝負をしたい衝動に駆られ、
止められないゾーンに入り込んでしまったことがありました。
ドーパミンの洪水にどっぷり浸かっていた感じです。
脳の仕組みとは、人類が誕生し、
ほとんど変わっていないそうです。
なので、ここ数十年で急速に発展してきた情報テクノロジーに
対応できていないのは当然だといえば当然です。
現代の人のほとんどが利用しているSNSは、
この本能というのか、脳の原理を巧みに利用しているため、
知らず知らずのうちにはまってしまい、
今や、人間の脳を支配するものとして君臨してしまったのです。
世界的有名なIT、テクノロジー業界を牽引してきた
自分の子供達にはスマホの使用を
厳しく制限しているという理由なども、
この脳の原理を知っていたからこそだといえます。
スマホがいかに戦略的に人を魅了するように作られているのか
興味深い事例の一つです。
昨今のコロナ危機で、スマホが外界とのライフラインに
なった今だからこそ、スマホとの付き合い方を見直す機会としても
この本を推薦させていただきます。
本の全体像(概略)
調べたいことがあれば即座に検索、
銀行の振り込みも家にいてすぐ出来るじゃないか!なんて快適なんだろう!
こんな便利なポケットに入る小さなPCを開発してくれて"ありがとう"と
スマホの存在に感謝したい気持ちは僕にもあります。
しかし、それを使いすぎることによって伴う影響を知らずに使うのと、
使い方を自制していくこと大切さをこの本は解説していきます。
「あなたは1日に何時間スマホを見ていますか?」と質問されたら、
皆さんはどれくらいの時間だと答えられるでしょうか?
大人で1日に4時間、10代の若者であれば、
4~5時間はスマホを使っているようです。
デジタル・ライフの変化はスマホの使用時間を劇的に増加させていきます。
にもかかわらず、僕たち人間の脳はこのデジタル社会に
いまだ適応できておらず、スマホはとても便利だが、
現実への警告と言えます。
人間には睡眠や運動が必要であり、
お互いへの強い欲求が備わっており、
こうした欲求を、スマホを使い続け、依存し続ける弊害を
統計調査によって指摘しています。
とてもシンプルで、少しずつ取り入れてみようか?と
納得性を感じます。
しっかりと睡眠をとり、運動をし、
適度なストレスにさらされるなどは
明日からでも出来そうです。
また、スマホの使用の制限が、集中力の上昇や、睡眠不足、
さらに睡眠不足から起こされるうつなどを防ぐことができます。
役立てて貰いたいポイント
すぐにスマホのメールチェックをしてしまうなど、
スマホ依存の兆候を感じている人にはお役に立つと思います。
そして、この本には章が変わるごとに、著名な人や、
大学の教授などの名言のようなものが書かれているのですが、
その中でとても納得したものがあったので紹介させていただきます。
マイケル・ガザニカ(カリフォルニア大学神経科学教授)の
「脳は体を動かすためにできている。そこを理解しなければ、
多くの失敗を重ねることになるだろう。」という言葉です。
この一節には、ハッと思い当たるエピソードが僕にはありました。
受験勉強をしている時、何時間か勉強をしてとても疲れたなと感じた時に、
ベットでゴロゴロしてスマホをいじるのではなく、
そうして戻ってくると、とても気分が晴れて
また勉強に集中できていました。
この適度な運動が脳をリフレッシュさせていたのだなと思います。
なので、皆さんも作業に疲れたなと感じたときは、
少し外を散歩したり、ベランダにでて外気に触れることも
良いのだと思います。
疲れがとれるとともに、作業を再開したときに集中力が高まってるようです!
もう1つ参考にしていただきたいポイントが、
集中力が必要な作業をする時はスマホを手元に置かず、
隣の部屋などに置いたほうがいいということです。
これも受験勉強の時の話になるのですが、家で勉強する時は、
必ずスマホをリビングに置いて自分の部屋で勉強をしていました。
やはり、自分の手の届くところにスマホがあると、
メールの通知などが気になり勉強に集中することができませんでした。
ボックスなども販売されているようです。
懲りない僕は、この原稿を書いているときも、
スマホを近くに置いていたためにたびたびスマホを触ってしまい、
いよいよ締め切りに追われそうになり、
浴室やトイレにスマホを置いて原稿を書き上げました(汗)
このように、スマホは人間の集中力を著しく妨げることが分っているのに、
僕にとっては、スマホ・デトックスは簡単には出来ないことも分りました(泣)
今月は、スマホの便利さと、健康な心と身体との適度な関係、
付き合い方を学ぶ1冊をご紹介しました。
今年のゴールデンウィークはコロナから少し解放されるようです。
皆さま楽しくお過ごしください。
著者について
アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen)
1974年スウェーデン生まれ。精神科医経営学修士。
ノーベル賞選定で知られる名門カロリンスカ医科大学を
卒業後、ストックホルム商科大学にて経営学修士(MBA)を
取得。
現在は王家が名誉院長を務めるストックホルムの
ソフィアヘメット病院に勤務しながら執筆活動を行う傍ら、
前作『一流の頭脳』は人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、
その後世界的ベストセラーに。
有名テレビ番組でナビゲーターを務めるなど精力的にメディア活動を続ける。
翻訳者
久山葉子(くやま・ようこ )1975年兵庫県生まれ。
翻訳家。エッセイスト。神戸女学院大学文学部英文学科卒。
スウェーデン大使館商務部勤務を経て、現在はスウェーデン在住。
22.04.30(土) 笹谷 政太朗 カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!引き続き3月分の良著紹介を
させていただく、笹谷政太朗です。
宜しくお願いします。
さて、厳しい寒さが長く続いた冬も
ようやく終わりに近づきつつあり、
春の始まりを感じています。
なのですが、僕は2年ほど前から、
年々量が増えつつある花粉に苦しまされており、
それ以前はとても春が大好きだったのですが、
花粉のせいで今では、
はやく楽しい夏が来て欲しいと願うようになっています(笑)。
また、ここ数週間は毎朝、ニュースで取り上げられている
ロシアがウクライナへ武力侵攻している件についてなのですが、
悲惨な画像を見ながら、
幼いときに見た、漫画ドラえもんの中の言葉、
「どっちも自分が正しいと思っているよ。
戦争なんてそんなもんだよ」というものを思い出してしまいます。
僕はこれにすごく考えさせられ、
実際その通りだなと思いました。
ですが、戦争を肯定していい理由などあるはずもなく、
一刻も早く戦争が終わり世界中に平和が訪れることを祈っています。
そして、令和4年3月分の良著紹介ですが
どうぞ宜しくお願いします!
この本を推薦する理由
正直に言いますと、僕はこの本を読み、
皆さまに推薦する気になれませんでした。
本音を言うと違和感さえ感じてしまっていました。
しかしながら、この書籍は、上司からの今月の指定図書とされていたので、
その上司の推薦しようとしている意図を探すつもりで
この原稿を書こうと決めました。
そして、この本を推薦する理由を1つ上げるとするならば、
この本には将来、誰であれ「人」を教育する側の人間になった時に、
役に立つ部分を実証実験し、科学的根拠(エビデンス)に
基づいた教育法が紹介されているということでしょうか。
教育する側の方々というのは、
学校の先生方や塾の先生方ばかりではなく、
含めて想定しています。
多分、僕の両親も一度は悩んだ事があるのではないか
という疑問に対する答えも教えてくれます。
例えば、子供をご褒美で釣ってもいいのか、
どんなご褒美がいいのか、褒めて育てるは本当か、
子どもを勉強させるには?などです。
なので、僕自身の幼少期や、学生時代に受けてきた教育法が、
「これは良かったな〜」とか、「あれは、あまり効果はなかったんだ、
むしろ逆効果だったんじゃない?笑」と思い出しながら、
それを裏付けるエピソード、そして、
「こういった教育はされたことがなくて、斬新だな!」と
思える節もあり、そこは面白かったので紹介しようと思いました。
そのなかで、最も共感出来たことは
エネルギーの無駄遣いであり、
なんなら逆効果である』ということについての
エビデンスです。
僕自身も、やはり、この言葉は言わないで欲しい言葉、
第1位でした。みなさんもそうじゃないでしょうか??
子供に「勉強をしなさい」と言うだけだと、
結局、勉強をするという選択の主導権を握っているのは
子供自身なわけであり、「勉強しよう!したい!」と
思わない限り、当然ですが勉強をする気は沸き起こりません。
逆に親が、勉強する時間を決めて守らせる。
一緒に勉強の計画を立てて見守るといった
このように対応されると自然と勉強をする気、
いやこの段階ではまだやる気にはなりませんが、
「勉強をやる環境が整っていく」ことになります。
このように、環境をととのえていく手助けや
言葉がけのいろいろは妙に納得しました。
そして、目に見える学力=認知能力だけでなく、
自制心ややり抜く力といった
非認知能力が学力に寄与するって話にはドキッとしました。
非認知能力には、体調管理や人間関係、
全てに通ずる能力なので、
そこを鍛えていくことは1番大切でもあり、
効率的なのではないか!と感じました。
本の全体像(概略)
教育については様々な評論家がいる「
1億総評論家」状態で、
いろいろな人が教育者としての
個人的な経験に基づいて、ああでもないこうでもないと、
教育について語っていることがほとんどです。
そのため、「本当にそのやり方に効果があるのか」、
「ほかの子供にも同じように効果があるのか」と
いったことが不明なものが多く、
巷で語られる教育論にはエビデンスが無く、
それゆえにこれまで、「なぜその主張が正しいのか」
という説明が十分になされていませんでした。
(データを用いて教育を経済学的に分析する)の
研究結果をもとに、科学的に裏付けのある教育や
子育てに関する発見について紹介し、
一般的な思い込みを一掃する、
教育政策や教育方法を決定する際
のエビデンスの重要性と、データを用いて教育を
経済学的に分析したことによって明らかになった、
「知っておかないともったいないこと」を
著者が考え記した本です。
教育する立場(親・教師)の皆さまに役立てて貰いたいポイント
ほんの少ししただけで、
人を教育する立場にあるわけでもないので、
この役立ててもらいたいポイントを書くのは
おこがましいと思うとともに、
非常に悩んだ部分でもあります。
そこで、将来、教育する側の立場になった時や
親になった時に、自分なら、これなら簡単で出来そうだ!と
思ったことをお伝えしたいと思います。
子供が勉強したことに対してご褒美を与えることは、
子供の「勉強する楽しさ」を失わせてしまうのか
という議論があります。
「ご褒美」のことを経済学では
「外的インセンティブ」といい、
親や教育者は、こうした外的なインセンティブを
教育の現場で用いると、短期的には子供を勉強に
向かわせることに成功したとしても、
「一生懸命勉強するのが楽しい」というような、
好奇心や関心によってもたらされる
「内的インセンティブ」を失わせてしまうのではないかと
これまで思われているのですが、実際そういう例は存在するとのことです。
しかし、子供を勉強させるということにおいては、
実験とその後のアンケート調査の中での、
心理学の手法を用いたインセンティブの計測によると、
統計的に、ご褒美が子供の「一生懸命勉強するのが楽しい」と
いう気持ちを失わせないということがわかったとのことです。
子供が勉強をしたという事実に
対してはしっかりとほめて、
正当なご褒美をあげることはできるなぁ思いました。
その研究方法やデータの集め方、
チャートの作り方、因果関係の見つけ方なども
お役に立つのではないかと思いました。
著者について
中室牧子
1998年慶應義塾大学卒業。
米ニューヨーク市のコロンビア大学で博士号を取得(Ph.D.)。
日本銀行や世界銀行での実務経験を経て2013年から
慶應義塾大学総合政策学部准教授に就任し現在に至る。
専門は教育を経済学的な手法で分析する「教育経済学」
22.03.30(水) 笹谷 政太朗 カテゴリ:スタッフブログ
初めて与えられた仕事の1つが、
さて、
オミクロン株が、
去年のコロナ禍の影響で、
みなさんと一緒に乗り越えていきたいと思います。
そして、一刻も早く、
では、令和4年2月分の良著紹介、『自分が源泉』
どうぞよろしくお願い致します。
この本を推薦する理由
僕がこの本を推薦する理由は、
ズバリ一言でいうと今まで僕の中には全くなかった
『自分の在り方』を考えるきっかけになる本だと思ったからです。
19年間ですが、少なからずいろいろな経験や決断をしてきました。
その中で当然上手くいった事や、上手くいかなかった経験もありました。
その結果を、自分が源泉として創りだしたと捉えることが出来たら、
その結果は自分が源泉で創り変えることができる!!
このように自分軸とでもいうのか「在り方」を整えていこうという考え方は、
これまでの僕には残念ながらありませんでした。
そして、読了後、本著の根底にある考え方である「自分が源泉」
これまでの日常の色々なシーンから思い直すことになりました。
そこにいる同僚がいるのですが、
ですがここで、「
そうすると、
の考え方は本当にすごい(安直な言い方ですが...)と思い、
本の全体像(概略)
著者の鈴木博さんは、
中小企業の経営者の方々が相互にコーチングしあい、
融合を起こす場として「
一年間にわたる経営者研修を提供されてきました。
そのご経験に基づいた理念「自分が源泉」を確立されました。
「自分で創った結果なら、自分で創りかえることができる!」。
つまり、全てのできごとの結果への影響力とパワーを自分にひきもどすあり方を
4章に分けられて書かれています。
第1章「自分が源泉」とは−全ての結果は自分が創りだしている
「自分が源泉」の持っているパワーとは、
自分を責めたり、自分の責任性を追求するのではなくて、
結果として出た『事実』に対して、ただただ、自分自身が
「その事実を受け入れること」だということを語っています。
自分自身にも事実にもフェアに向き合うことが大切なんだと感じる章です。
第2章「完了」−「自分が源泉」で「完了」を生きる
そして、「自分が源泉」を生きるスタートのために、
何が必要なことなのかという章へ進みます。
起こっている状況やそのときに感じる自分の思いや感情に対して、
全てのできごとの「完了」であり、と同時にそこから
「自由になる」スタートが切れるのだというのです。
この章は、これまでうまく行かなかった失敗や挫折などがあれば、
その理由(不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句)を思い出したり、
書き出してもよいと思いました。
受け入れてみましょうと言うことなんですが、
正直、失敗などを認めるなど「おかしな事だ」と
ムラムラと反発を感じる人もいるかも知れません。
そうなんです!そこがこの章で最も言いたかったことなんだと思います。
無理にコントロールしようとせずに、
その感情を受け入れて、リリースする(手放す)。
「起こってしまったことをいつまでも後悔したりしていても、
何も始まらない!」という潔さと、こだわり続けるイヤな感情を吹っ切り、
ごまかしたり忘れたりするのではなく
「ただただ自分で受け入れる」勇気を問われているような気が
する章です。
これができるようになればかなり、
心が穏やかになると思いました。
ネガティブな感情や心のモヤモヤは受け入れてから、
放置プレイでいいんだ!と納得の章です。
第3章「インテグリティ」−人生を自らの存在理由から生きる
「インテグリティ」を辞書で調べると「高潔, 誠実, 清廉」と
いう言葉が出てきます。
この章では、反応(感情)や状況によらず、
つまり自らの「
他ならないということが語られているのです。
マザーテレサの言葉「自分が何の為に存在しているのか」が染み入ります。
「完了(そのままにする)」
初めて自分の「インテグリティ」
自分軸を見つけたいと願いながら、
未だに見つけられない人も多いのではないかと思います。
というより、そう簡単には見つからないような気もしますが...。
少しスピリチュアルな感覚になりますが、
自分自身の中にある「誠実さ」、
自分から湧き出る自分の使命を見出すために書かれた章だと思います。
第4章「コミットメント」−未来を創作する
「コミットメント」とは、
できる保証のないことであっても「
自分自身との約束とも言えます。
コミットメントすることの最大のメリットは
「
コミットメントが自分自身への宣誓や確約であればあるほど、
この「
「我が国は1970年以前に人間を月に送り、
さらに地上まで無事に帰還させる。このゴールを達成する」と
言った宣言(1961年5月25日)を引用したいと思います。
ケネディの宣言当時、「10年以内に人間を月に送る」というプロジェクトは、
懐疑主義者や冷笑主義者で満ちていました。
「宇宙旅行はできない、不可能」を前提に議会で議論されていたからです。
しかし、この宣言によってすべての意見を
「やる」という方向へ導き、「できる」「できない」ではなく、
「やる」という宣言の下では、「できない」という意見にも価値が生まれ、
むしろ「やる」という前提の中では、
もっとも大切な意見は一見反対しているように見える「できない」と
いう意見となって行きました。
つまり、「できない」は、実現のために解決すべき課題となり、
新しいアイディアに繋がり、具体的な解決策が創造されて、
「それは、こうすればできる」に変わって行くことになったからです。
結果、宣言から8年後となる1969年、
この章では、自分自身の宣言、コミットメントを使って、
何かを始めようとしたときに困難だと感じられることは、
克服すれば目標に到達できる突破口と
考えられるという発想には納得させられました。
仕事に役に立ててもらいたいポイント
僕は大学受験をする時に、第一志望の大学に絶対に受かると、
必
つまり、
うまくいかない反応のパターン、
では、受験に失敗してしまう原因を考えると、
ついつい受験勉強がつらくなるとスマホをいじったり、
ゲームをしてしまうという誘惑に負けてしまいうということが表面化してきました。
この表面化が、成長する上でとても重要であったことは、
今思っても大切だったのだと思います。
その自分の甘さを認めた上で、行動するのは自分しかいないわけで、
その行動をどのように改善するのか、スマホを触る時間は
就寝30分前だけだと決めるなど、
自分で出来ると思った行動をチョイスしていきました。
また人間は、
僕も大学受験おいて、
仕事をしていく上では、イライラしたり、むかっとすることも多いと思います。
そんなときは、「自分はこんなことにイラッとするんだな~」と受け入れ、
で、そんな状況やどんな状況でも
「未来の自分のありたい姿や行動」を見出し、
それを「私は○○をします!」と周りというよりは
自分自身に宣言することを試して頂ければと願っております。
著者について
鈴木博
ヒューマニスティックサイコロジー、哲学、経営、
その実践的人間探究の中から30年間3万人を超える研修参加者、
経営者の成長と突破に貢献。「自分が源泉」の在り方をベースにした
教育訓練を実施。日本におけるヒューマングロウス(人間成長)トレーニングの
代表的指導者。また、平成7年よりスタートした経営者研修"SEE"は
社外重役制度をとりにれ、多くの経営者の支持を得て現在延べ1000社を
超えるネットワークに成長。
22.02.17(木) 笹谷 政太朗 カテゴリ:スタッフブログ