梅の蕾も花開き、春の訪れが待ち遠しい季節。
2017年2月24日には官民連携の「プレミアムフライデー」も導入され、
消費の活性化や働き方改革など、
新たなトレンドのユニークな取り組みが広がっていく予感を感じます。
アイコン・プラス広報担当、野木由紀です。
~アイコンプラス通信 (2)~
をお送りします。
2017年2月23日(木)に特定医療法人渡辺医学会
桜橋渡辺病院様にて、2017年度「病院理念」実現に向けて
『CSマナー・マインド向上プログラム 第2回目』の
研修を取材させて頂きました。
同法人様は、1967年に大阪キタの玄関口である梅田に
消化器外来病院として創立されました。
その後、1970年、大阪万国博覧会の年に、
心臓外科とともに循環器内科が5人態勢で開始されました。
同時に開設されたCCUは、その前年にCCUを発足させた
大阪府立成人病センターに次いで西日本では2番目でありました。
現在では、171床の循環器に特化した病院で、
うち15床が集中治療室です。
全職員が一丸となって、前を向いて走りつづける姿勢を共有し努力を
重ねていらっしゃいます。
この職員の方々の能力開発分野で、わたくしどもアイコン・プラスは
2005年から2017年の12年間の長期間にわたり、
職員研修を数多くお手伝いさせていただいております。
『桜橋渡辺病院ブランドの確立のために、全職員に能力開発を!』と
いう使命を受けてのスタートでした。
はじめの1年間は上級管理職、中間管理職、主任クラス、
ベテラン職員、中堅職員、若手職員と階層に分かれて、
その階層に必要な立場と役割を習得していただきました。
するとその翌年、読売ウィークリーが実施した
『患者様が行きたい病院ランキング』患者様満足度
アンケートで、嬉しいことに大阪市1位を獲得されました。
実は諸事情により2015年4月から1年と少しの間、
研修を中止された時期もありましたが、
やはり「村田講師に社員研修をお願いしたい」との
上層部の意向で、2016年11月より度再度研修をスタートすることになりました。
「コース風景と研修の進め方」
空白期に研修を受けておられない方も含み、
入職1・2年目の方84人がCS研修を受講。
23日は18人の看護部・薬学部・検査科・放射線科・
医事総括部のメンバーが参加されました。
20代の初々しさも残る受講者たちは、
患者様に対する敬語の使い方や
コミュニケーションの取り方、電話応対の仕方などを真剣に学び、
自然に表現できるようにと熱心に耳を傾けていました。
また、「チーム医療推進のための情報収集コミュニケーション演習」では
3チームに分かれ、課題から繋がる答えをチームで話し合い、
粘り強く課題に取り組みました。
それぞれの業務後にもかかわらず、疲れた様子もなく笑顔で自己紹介を行い、
演習、実践を行っていました。同じ病院内でも、全く違う部署で
面識のなかった同世代の職員たちとの交流を楽しんで
おられたようでした。
「広報担当者からの感想とまとめ」
病院という空間の中で、様々な医療関係者と接触する患者様とのコミュニケーションを、
スムーズに誤解なく行うためには、職員の間で確実な情報を共有し、
伝達しなければならないことは
周知の事実です。患者様は病気というストレスを抱えています。
その中で新たなストレスが掛からないように配慮をすること。
言葉の掛け方ひとつで、患者様やご家族様の心が和み、
しいては病状も良くなっていく。
その意味においても、新人の頃に村田講師の研修を受けることは、
病院にとっても、職員の方にとっても、もちろん患者様にとっても
大変有意義なことだと感じました。
フレッシュで、初々しい新職員のうちから、患者様の尊厳を守り、
丁寧な毅然とした言葉の使い方をマスターし、
気持ちの良い職場環境も実現することが
できるこの研修制度は、人が最も大切な病院にとって、
人教育としてなくてはならないものだと感じました。
研修の大切さに多くの方が気付いて頂き、
ご興味を持ってご検討頂けますよう、
引き続き最新情報を届けていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。