しばらく続きがかけずにおり、失礼しました。
良書紹介1冊目「成功している人は、なぜ神社に行くのか」の
具体的な内容をご紹介したいと思います。
第1章
スキマとは、神様が私たちにアクセスしやすくするための
「隙間」をあけることなのです。
お参りするときにその隙間をつくる4つのステップがあります。
これは次回の参拝からすぐ使える方法ですよ。
(1) 住所・氏名を伝え
(2)神社にお参りできたことへの感謝を伝え
(3)願いごとを一言お伝えし
(4)祝詞とよばれる神道の祈りの言葉を唱える
という順番です。
実は私は(4)の祝詞を知りませんでした。どのようなものか書いてみます。
漢字で書くと青字なのですが、唱えるときには赤字のように読みます。
「祓え給い 清め給え 神ながら 守り給い 幸え給え」
「はらいたまえ、きよめたまえ、かむながら、まもりたまい さきはえたまえ」
これを伝えると、私たちはいつまでも神様とつながれ、
神様は私たちに「愛」と「貢献したい」という意欲を与えてくれると言われます。
第2章
『神様が「ひいき」をする人、しない人』が盛り込まれています。
えっ~神様が贔屓するの?と反発したくなる文言ですが、
神様にも感情があり、生きる目的があるといいます。
で、神様がひいきする人とは、「その神社で祀っているご祭神」と
「あの世の私」の両方を「ひいき」されるのです。
そして、さらにこの両方が贔屓する人が「現在の私」です。
つまり、「現在の私」がいつも愛され、贔屓されるには
第1章で書かれている「スキマをつくる」ために神社に参り、
神様をよく知ろうとするう姿勢が必要だということです。
第3章
この章では、今どきならではのテーマ「神社は見えない世界のインターネット」で
繋がっていると書かれています。
私も随分まえに聞いた覚えがあるのですが、
たくさんのお守りを持つと、それぞれの神様が喧嘩をするから、
この本では、違う神様をたくさん参拝しても、
神様たちはけんかなどせず、むしろ神様同士が協力していく時代に
なっていると言っています。
「神脈(神様同士のつながり)」で参拝者も神様もパワーアップするわけです。
なので、お参りする神社は自分の願いや目的によって
変えることが効果的で、例えばとても大きな願いごとがある場合は
日本の国土全体を守る大山祇神社(愛媛県にある日本総鎮守と呼ばれる神社)
に行ったり、安産を祈願したい場合には、そのことに効力がある神社に
行くと良いということですね。
好きに選び、ご利益を賜ることが可能です。
とくにご自身が住まわれている地元にご縁の深い神社には
色々と甘えても大丈夫だそうですよ。
第4章
図やグラフを使って、「神社式コミュニケーションで
仕事も人間関係もうまくいく方法を伝授。
これは、神社に参拝するように人と接すると、その人に神様が下りてくる。
相手の良い面、ポディティブな面を引き出すことで、
神様が根回ししてくれ人間関係がうまく回るということです。
自分だけでなく、大切な人を守るご祈願の方法も述べられています。
第5章
神社に行くと運がよくなったという人がいるのはなぜでしょうか?
すこしスピリチュアルな章ですが、人間の肉体とは、その外側にはエーテル体、
アストラル体、メンタル体などの霊的物質に覆われています。
神社に行くと、このエネルギー体が自然と拡大するそうです。
力もわいてくるし、シンクロという波に乗って物事がスムーズに流れていきます。
意識の次元上昇で人生が加速することが書かれています。
医療プロフェッショナルとして役立ててもらいたいポイント
神社参拝には実際にその地にいかなくても、バーチャルに参拝ができるのだと
第3章に書かれています。そしてこのバーチャル参拝は寝る前にすると有効です。
呼吸を整えて「今日1日、無事に過ごすことができて感謝致します」と唱えます。
また、商品やモノは無機質なものと思いがちですが、
「長年愛されてきた商品」は人々の愛着や信頼の集合体と考えられます。
それは物の価値は、関わる人々の祈りの質で決まるからだと著者は言います。
このことは、人間関係においても言えるでしょう。
永らく通院してくださる患者様、治療が終わり暫く遠ざかっていた患者様でも、
治療が必要な時には戻ってきてくださる。
ご本人でなくともご家族や友人知人をご紹介してくださるような
素晴らしいエネルギーの集合体となる
あなたの病院・医院を作り上げていただきたいと思います。
最後に、もっとも大事な人間関係は自分自身に対しても
「敬意」をはらい続けることです。
「私」という存在は、他人と自分自身が「私」に対して抱いてきた
意識の集合体ですので、自分自身に信頼と愛着をもって日々過ごしてください。
時には神社に行き、神様とコミュニケーションをとり、
贔屓されることを楽しんでみてはいかがでしょうか。
著者について
著者:八木 龍平氏
1975年、京都市生まれ。
Doctor of Philosophy (Ph.D.)の学位を持つ科学者にして、蝕覚型の霊能者。2006年11月、
博士論文の執筆で追い込まれていた深夜、寮の自室に仏様の映像があらわれ、
メッセージを聴く神秘体験をする。
以来、見えない「気」に敏感になり、霊的な能力が開花する。
富士通研究所シニアリサーチャー、北陸先端科学技術大学院大学・
客員准教授を歴任したのち、現在は青山学院大学で
インターネットマーケテイングの教鞭をとる。「リュウ博士」として、
ブログやセミナーで見えない世界について、心理学・統計学の視点と、
自身の霊能力の視点を合わせた、今までにない解説が好評をえている。
以上、良書紹介1冊目「成功している人は、なぜ神社に行くのか」でした。
18.02.17(土)村田 小百合 カテゴリ:スタッフブログ