心よりお見舞い申し上げますとともに
一日も早い再建をお祈り致します。
そのような中、恐縮なのですが、
今月7月は、わたくしどもにとって
"待ちに待った"研修が
やっと実施できたことをご報告するとともに
2020年5月~7月の
研修最前線レポートとしてお送りします。
さて、"待ちに待った!"というのは
どういった理由からかと申しますと...
お客様は大阪市内の行政機関であり
契約を交わすまでには
越えなくてはならないハードルが多くあることも
一因でにありますが、それだけではありません。
このたびは、2月に入札の公開が始まりました。
入札事業名は
『令和2年度「チームビルディング研修」
事業に係る業務委託』です。
全職員340名のみなさまに対して年度内に、
前期研修9コース、
後期研修9コース、
全部で18コースの研修を委託されるというものです。
3月6日に、「プレゼンテーション」が
11社の研修事業会社によって行われました。
(この11社というのは、これまでの入札数からいうと
多かった方だと思います。)
そして、プレゼンテーションでは、
大阪市から派遣された有識者の方々が審査員となって
評価が行われます。
1社、15分内で「我が社ならではの企画案」を発表し、
その後に10分前後の質疑応答のやりとりがありました。
そのプレゼンテーションが終わった3日後、
3月9日に「選定結果」が封書で送られてきました。
ちょっぴりドキドキしながら
開封しましたとたん、
「選定結果」
審査の結果、委託予定事業者として採用いたします。
「評定結果」順位:1位
と言う嬉しい文字が目に飛び込んで来て
「よかったぁ~」と安堵の声が自然に出てしまいました。
この結果は、大阪市のホームページにも公開され、
研修日程などが決定がされていきました。
ここまでは、まさしく順調に進んでいたのです!!
少し話は変わるのですが、
日本で最初に新型コロナ患者が
報告されたのは
2020(令和2)年1月16日でした。
そして、政府から緊急事態宣言が発出されたのが、
4月7日でした。
その後、緊急事態宣言が解除される
5月25日までは、
みなさんも自粛生活を送られていたのではないでしょうか?
そうなのです!
話が戻りますが、この新型コロナ感染症防止の観点から
前期研修は当初5月に予定されていましたが
7月に延期になってしまいました。
話が少し長くなりましたが、
この落札から実施までの課程こそが
「待ちに待った!」という言葉の正体でした。
(フェイスシールド着用)
リアル研修が戻ってきました~という
うれしさ一杯で研修に臨むことができました。
500名以上収容できる研修会場に
平均40名前後の参加者で実施するので
空間的にはまさに贅沢な状況でした。
演習に取り組んでくださり
なにより、今後、行政に期待される
チームビルディングのために
メンバー同士の業務・情報交流も活発に
行われていました。
改めて、ご参加に感謝、
ありがとうございました。
コロナ感染症の予防を徹底することを前提に
嘘みたいに
リアル研修が戻ってきています。
つまりコロナ感染症によって、
わたしたち研修講師業も
未来の研修運営はWebを通したリモートが主流になるのでは...と
予見していました。
が、実際にリモートで研修が多かったのは
5月と6月だけでということになります。
確かにZoomなどを通じて遠隔研修を行うことにより
遠方の参加者に参加していただくことが
可能になり、グループによる演習も
やり方次第ではとても効果的だと思っています。
日本全国からご参加いただきたいので
リモートの力をこれからも
借りたいと願っています。
どうぞこれからの研修中継も
お楽しみになさってください。