初めて与えられた仕事の1つが、
さて、
オミクロン株が、
去年のコロナ禍の影響で、
みなさんと一緒に乗り越えていきたいと思います。
そして、一刻も早く、
では、令和4年2月分の良著紹介、『自分が源泉』
どうぞよろしくお願い致します。
この本を推薦する理由
僕がこの本を推薦する理由は、
ズバリ一言でいうと今まで僕の中には全くなかった
『自分の在り方』を考えるきっかけになる本だと思ったからです。
19年間ですが、少なからずいろいろな経験や決断をしてきました。
その中で当然上手くいった事や、上手くいかなかった経験もありました。
その結果を、自分が源泉として創りだしたと捉えることが出来たら、
その結果は自分が源泉で創り変えることができる!!
このように自分軸とでもいうのか「在り方」を整えていこうという考え方は、
これまでの僕には残念ながらありませんでした。
そして、読了後、本著の根底にある考え方である「自分が源泉」
これまでの日常の色々なシーンから思い直すことになりました。
そこにいる同僚がいるのですが、
ですがここで、「
そうすると、
の考え方は本当にすごい(安直な言い方ですが...)と思い、
本の全体像(概略)
著者の鈴木博さんは、
中小企業の経営者の方々が相互にコーチングしあい、
融合を起こす場として「
一年間にわたる経営者研修を提供されてきました。
そのご経験に基づいた理念「自分が源泉」を確立されました。
「自分で創った結果なら、自分で創りかえることができる!」。
つまり、全てのできごとの結果への影響力とパワーを自分にひきもどすあり方を
4章に分けられて書かれています。
第1章「自分が源泉」とは−全ての結果は自分が創りだしている
「自分が源泉」の持っているパワーとは、
自分を責めたり、自分の責任性を追求するのではなくて、
結果として出た『事実』に対して、ただただ、自分自身が
「その事実を受け入れること」だということを語っています。
自分自身にも事実にもフェアに向き合うことが大切なんだと感じる章です。
第2章「完了」−「自分が源泉」で「完了」を生きる
そして、「自分が源泉」を生きるスタートのために、
何が必要なことなのかという章へ進みます。
起こっている状況やそのときに感じる自分の思いや感情に対して、
全てのできごとの「完了」であり、と同時にそこから
「自由になる」スタートが切れるのだというのです。
この章は、これまでうまく行かなかった失敗や挫折などがあれば、
その理由(不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句)を思い出したり、
書き出してもよいと思いました。
受け入れてみましょうと言うことなんですが、
正直、失敗などを認めるなど「おかしな事だ」と
ムラムラと反発を感じる人もいるかも知れません。
そうなんです!そこがこの章で最も言いたかったことなんだと思います。
無理にコントロールしようとせずに、
その感情を受け入れて、リリースする(手放す)。
「起こってしまったことをいつまでも後悔したりしていても、
何も始まらない!」という潔さと、こだわり続けるイヤな感情を吹っ切り、
ごまかしたり忘れたりするのではなく
「ただただ自分で受け入れる」勇気を問われているような気が
する章です。
これができるようになればかなり、
心が穏やかになると思いました。
ネガティブな感情や心のモヤモヤは受け入れてから、
放置プレイでいいんだ!と納得の章です。
第3章「インテグリティ」−人生を自らの存在理由から生きる
「インテグリティ」を辞書で調べると「高潔, 誠実, 清廉」と
いう言葉が出てきます。
この章では、反応(感情)や状況によらず、
つまり自らの「
他ならないということが語られているのです。
マザーテレサの言葉「自分が何の為に存在しているのか」が染み入ります。
「完了(そのままにする)」
初めて自分の「インテグリティ」
自分軸を見つけたいと願いながら、
未だに見つけられない人も多いのではないかと思います。
というより、そう簡単には見つからないような気もしますが...。
少しスピリチュアルな感覚になりますが、
自分自身の中にある「誠実さ」、
自分から湧き出る自分の使命を見出すために書かれた章だと思います。
第4章「コミットメント」−未来を創作する
「コミットメント」とは、
できる保証のないことであっても「
自分自身との約束とも言えます。
コミットメントすることの最大のメリットは
「
コミットメントが自分自身への宣誓や確約であればあるほど、
この「
「我が国は1970年以前に人間を月に送り、
さらに地上まで無事に帰還させる。このゴールを達成する」と
言った宣言(1961年5月25日)を引用したいと思います。
ケネディの宣言当時、「10年以内に人間を月に送る」というプロジェクトは、
懐疑主義者や冷笑主義者で満ちていました。
「宇宙旅行はできない、不可能」を前提に議会で議論されていたからです。
しかし、この宣言によってすべての意見を
「やる」という方向へ導き、「できる」「できない」ではなく、
「やる」という宣言の下では、「できない」という意見にも価値が生まれ、
むしろ「やる」という前提の中では、
もっとも大切な意見は一見反対しているように見える「できない」と
いう意見となって行きました。
つまり、「できない」は、実現のために解決すべき課題となり、
新しいアイディアに繋がり、具体的な解決策が創造されて、
「それは、こうすればできる」に変わって行くことになったからです。
結果、宣言から8年後となる1969年、
この章では、自分自身の宣言、コミットメントを使って、
何かを始めようとしたときに困難だと感じられることは、
克服すれば目標に到達できる突破口と
考えられるという発想には納得させられました。
仕事に役に立ててもらいたいポイント
僕は大学受験をする時に、第一志望の大学に絶対に受かると、
必
つまり、
うまくいかない反応のパターン、
では、受験に失敗してしまう原因を考えると、
ついつい受験勉強がつらくなるとスマホをいじったり、
ゲームをしてしまうという誘惑に負けてしまいうということが表面化してきました。
この表面化が、成長する上でとても重要であったことは、
今思っても大切だったのだと思います。
その自分の甘さを認めた上で、行動するのは自分しかいないわけで、
その行動をどのように改善するのか、スマホを触る時間は
就寝30分前だけだと決めるなど、
自分で出来ると思った行動をチョイスしていきました。
また人間は、
僕も大学受験おいて、
仕事をしていく上では、イライラしたり、むかっとすることも多いと思います。
そんなときは、「自分はこんなことにイラッとするんだな~」と受け入れ、
で、そんな状況やどんな状況でも
「未来の自分のありたい姿や行動」を見出し、
それを「私は○○をします!」と周りというよりは
自分自身に宣言することを試して頂ければと願っております。
著者について
鈴木博
ヒューマニスティックサイコロジー、哲学、経営、
その実践的人間探究の中から30年間3万人を超える研修参加者、
経営者の成長と突破に貢献。「自分が源泉」の在り方をベースにした
教育訓練を実施。日本におけるヒューマングロウス(人間成長)トレーニングの
代表的指導者。また、平成7年よりスタートした経営者研修"SEE"は
社外重役制度をとりにれ、多くの経営者の支持を得て現在延べ1000社を
超えるネットワークに成長。
22.02.17(木)笹谷 政太朗 カテゴリ:スタッフブログ