こんにちは!アイコンプラス、インターンの笹谷政太朗です!
僕は四季の中で秋が一番好きなのですが、
11月になり急激に気温が下がってしまったので、
秋がかけ足で通り過ぎてしまい、
一瞬、もう冬が始まったのか!と思いましたが、
まだ秋の余韻が残っていてほっとする気持ちが戻ってきました。
みなさま、季節の変わり目の体調管理には十分お気をつけ下さい。
あと少しかも知れない秋の余韻をみなさまはどのように過ごされるでしょうか?
「食欲の秋」、「スポーツの秋」などなど...。
僕はこの良著紹介もありますので、
そして、秋の夜長に読みたいと思う次の本は
「オリックスはなぜ優勝できたのか」がいいな~と
個人的には思っています。
(将来、良著紹介でご紹介するかはわかりませんが...)
なぜこの本に興味があるかと言いますと、
オリックスは僕の地元の球団で、
京セラドームは自宅から自転車で25分くらいでいけるくらい近くにあったので、
よく応援しに京セラドームへ行っていました。
今年の日本一を決める試合では、第3戦まで未勝利だったのですが、
そこからなんと4連勝し、逆転で26年ぶりの優勝を決めました。
学校とバイトであたふたしていた僕はこのニュースにとても元気づけられ、
オリックスの苦闘と変革の25年にとても興味がわいてきています!
この本を推薦する理由
人生を成功させることにおいて必ず必要なものの1つとして、
この本では、『仲間』であると書かれています。
輝かしい栄光を手にした人のインタビューで
『成功の秘訣』を聞くと、
必ずと言っていいほど周りの人々への感謝の言葉があります。
やはり、どれだけの才能があろうとも、ひとりでは絶対に達成できません。
周りの人々の支えがあって初めて、
そのような輝かしい栄光を掴み取ることができるということでしょう。
ということは反面、自分の失敗を周りの人間のせいにして、
自分自身何も変わろうとしない人には、
いつまで経っても成功は訪れないのではないでしょうか?
僕自身も第一志望の大学に合格することができたのは、
一緒に勉強し、互いに刺激しあい、成長させてくれた友達、
根気強く僕の勉強につきあってくれた担任の先生、
そしてなによりも、1番近くで僕のことを応援してくれていた
両親の存在がなければ、絶対に合格することはできませんでした。
前回は、序章から第3章をお伝えしましたが、
今回はそのつづきである4章から6章までをご紹介していきます。
ここでは良い仲間とのパワフルな人間関係を築く方法を柱に
そのための心構えと実践方法について書かれています。
ご一緒に読み進めていきましょう。
各章の概要(4章〜6章)
4章では、「人生にもっと多くの時間をつくる」ための方法が述べられています。
物理的にはその通りなのですが、
実はそうではない!
時間は自分が何をするかによって、
広がったり縮んだりするものだと著者はきっぱり言い切ります。
このことは、アレック・ウォー氏の言葉を引用しています。
「わたしたちは、特に好きでもない人や、楽しくないものごとのために、
間違いなく時間の半分を費やしている。
そのため、本当に大切な人やものごとに振り向ける時間がない」と。
結局は自分にとっては楽しくないことをやっている訳で、
そりゃ、自分にとって楽しく、大切だと思えることに
時間を使いたいものです。
つまり時間の使い方が重要だといっているのだな!と
筆者の主張に妙に納得してしまいました。
そこで、知らず知らずのうちに貴重な時間を減らしているものを排除し、
本当に重要なことに集中できるようにすためのアドバイスが
この章では10個のアドバイスとして紹介されています。
その中で、僕も試してみようかなと思ったことが、
「自分の時間を追跡する」というものです。
これは、お金の使い道がわからなくならないように
家計簿をつけるのと同じ要領で、自分の時間を細かく記録するという方法です。
実は家計簿なんてつけたことのない僕なので、
めんどくさ~と言って、1日で投げ出してしまいそうですが...、
1週間だけでも、15分刻みで、自分の時間を追跡してみると、
一見重要に見えて結局は大したことのない事柄や、
簡単に人に任せれるような事柄に、
自分の貴重な時間がどれほど費やされているかが
わかってびっくりするでしょう!と筆者もいっているので、
やってみようかなと思った次第です。
朝起き、シャワー浴びながら歯を磨き、身支度をして、
学校に行き、昼食にラーメン食べて、授業をぼーっと聞いて、
学校が終わるとバイトに向かい....そして帰宅して寝る。
あれっ??これってやらなくてはならないことだけをしていて、
本当にやりたいことは何もやってないな?というより、
自分にとって本当に大切なことや、やりたいことって何なんだろう?
自分にとって大切な時間を使いたいことはなんなんだ??と
それを見つける必要があるなと思いました。
喜びを分かち合える人々がたくさんいますか?と
聞かれるとなんと答えられるでしょうか?
一般的には成功を手にするための鍵となる
協力的でパワフルな友人達との強力なネットワークを持っている人は
少数派ではないでしょうか。
この章では優秀な人々と表面的に知り合うことではなく、
長く持続する深い協調関係をつくる方法が綴られていきます。
成功するためには自分が思っている以上に友人や、
支え合える愛情がたくさん必要であり、
自身の感情的欲求をたっぷり満たせる人間関係を構築していくには、
まずは自分自身を認め、許すことから始まるようです。
「自分を認め、受け入れ、許す」ってなにそれ?って思いませんか?
一見、「自分のことは自分が一番分っているはずだから、認めている。
そして、自分は自分なので受け入れていないはずがない!
僕はよく周りから自分には甘い!といわれているので、
多分、自分で自分を許しているのだと思います」と
あたり前のことすぎて、僕には筆者の真意が分らなかったのですが、
読み進めていくと、原点は自分自身との関係から始まると書いてあります。
う~ん。まだ少ししっくりこない感じです。
さらに、その原点の始まりが「償いをする」なのですが、
これは素直にあやまれ!といっているのではないようです。
人は多かれ少なかれ、自分が期待したことを
他人がしてくれないとイライいらして
「なんでこんなことも知らない(できない)のだ!」
「そんなことは常識だろ?」「○○の時にはこうするべき!」と
自身の価値観や信念によって、
自分の思い通りにならないときなどは他人を批判したり、
裁くような思考になり、これが怒りとなって言動に出ているようです。
筆者自身も、その原因を掘り下げたところ『原因は我にあり!』と
いう結論に行き着いたようです。
そして、他人を批判の目で見る人は、
大抵自分にも厳しい目を向けていると!言うのです。
裁判官のように自分で決めた基準(価値観や信念)で自分自身を評価し、
さらにその基準に達していない他人をも責めてしまう傾向があるようです。
それを自覚することが大切なのだと
筆者の意図が少し見えてきた感じがします。
そして、そのように人を裁いて、さらには叱責したり、
嫌味を言ったり、怒りをぶつけてしまったときは、
そんな自分を許すこと以外に特効薬はないようです。
自分を自分で許す特効薬とは、
まず自分はその時、その時に出来ることの中でベストを尽くしていると理解する。
こう考えることによって、
他人が何をしようと(自分の期待基準とは違っても)
許す準備が出来るわけです。
このことは自分が不愉快に思ったことを
大目に見ると言うことではなく、
誰が悪いという判断をやめると言うことが
『肝(きも)』だと言っています。
あやまちを犯すのが人の常だと心得て、
自分を許せずにいることや、
自分が犯してしまった(他人を見下したり、批判してしまったことを)を
リストに挙げて、潔く謝罪し、適切な償いをすると驚くほど心が晴れ、
信じられないほどの多量のエネルギーが解放されるとここでのアドバイスは
締めくくられています。
何かに怒っている友達を思い出しました。
そんな友達に伝えたいアドバイスが、
「償いをする」のすぐ後に書かれてある「あらかじめ許す」とものです。
長年恨みを抱いていたり、腹を立てたり怒ったりすると、
それはエネルギーの巨大な排出口になってしまうので、
その排出口を塞ぎ、身軽になりたいのならば、
なんらかの形で傷つけたり衝突したりした相手に電話をして謝り、
お互いに許し合う機会があればいいのにな!と願いました。
たとえ相手が間違っていて、自分が正しくても謝り、
誰が正しくて誰が間違っているという点ではなく、
相手を許すことが自分自身と、
人生に望むものを引きつける力に大きく影響するということを
本著を紹介して伝えられればと思いました。
6章
筆者からこの章のしょっぱなに「あなたのやりたいことは何ですか?」と
読者への質問を投げかけています。
僕は「現在、模索中です」と心の中で答えましたが、
すでに自分の天賦の才能を発揮できるやりたいことを
見つけ出している人であっても、
やりたいことへの方向に楽に進めるように10個アドバイスが書かれています。
この「楽に進める」というのは興味をそそられますね。
まず最初に「理想の人生を設計」するためのアドバイスから始まります。
これは理想的なキャリアを設計するより以前に、
筆者は重視しているからです。
まずは、やりたい仕事(キャリア)の上位概念である
「人生そのもの」にフォーカスするのです。
そして、その次に仕事で達成感を得る秘訣としてのアドバイスは
「価値観とビジョンを一致させる」ことへと進みます。
この価値観とは、正邪を判断する道徳的価値観ではなく、
自分が本当に好きなことをしているという感覚における価値観のことです。
自分の価値観に従って生きている時が、
人間は1番いきいきとしていて、「自分らしい」といえますよね。
例えば、創造性と発明に価値を置く人や、
寄与、奉仕、励ましに価値を置く、
コミュニティの一員となり他者との繋がりを感じることに価値を置くなど、
ちなみに僕は、リスクを感じながらもチャレンジすることに
価値を置いているような気がします。
この価値観自体を見つけ出すことが分らないというは、
これまでの人生の中で嬉しく、または感動した人生ピークとも言える瞬間を
いくつか思い出し、
なぜそれが自分にとって重要かという理由を1つ1つ書き出しながら、
思い描くもの良いでしょう。
自分自身の価値観にそった仕事に就くことができれば、
自ずと人生が充実するように感じられると思います。
役立ててもらいたいポイント
『人生改造宣言』の4章から6章までを紹介してきましたが、
そこで紹介されているアドバイスの中で、
日常生活の中で知らず知らずのうちに使っていて、
結果的に成功に繋がっていた体験がいくつかあるので、
紹介させていただきたいと思います。
人生にもっと多くの時間を作る最も簡単で手早い方法は、
約束の時刻よりも10分早く待ち合わせ場所に
現れることです。
僕は、以前の良著紹介でも述べている通り、
とても朝が弱く、中高では遅刻ばかりして、先生や親に怒られていました。
それによって、いつもせわしなく朝の準備をし、
遅刻の言い訳を考えることで頭がいっぱい、という有様でした。
受験が迫っているにも関わらず成績が思うように伸びず悩んでいたところ、
当時の担任の先生から、まずは生活習慣を見直して朝、少し早くに学校に来よう!と
アドバイスをいただき、10分ほど早く学校に着くようにすると、
登校中も勉強に集中することができ、
少し早く教室に着くことによって、
その日の予習などもすることができ、
その後の模擬試験ではいい成績を取ることができました。
そしてもうひとつのアドバイスは同じく4章から
やらなければいけないことに即座に反応するということは、
当然のことでありながら、しかしそれをしっかりとできる人は
めったに見られません。
たいていの人が色々なことをぐずぐず引き延ばすからです。
実際、僕も大学に入るとたくさんの期限付きの
やらなければいけないことができました。
課題やレポート、テスト勉強そしてこの良著紹介もです(笑)
このようにたくさんのやらなければいけないことがあるのですが、
期限まで結構時間があるし後でもいいや、と
思い先延ばしにすることによって、
結果的に期限ギリギリになってやらなければいけないことが
たくさんたまっている状態になり、
いくつかの課題を出しそびれるということがおき、
単位取得が危ない!という事態になりました...
これではまずい!と思い、出された課題はその日のうちにやる!
ということを徹底すると、心への負担も軽くなり、
より勉強が捗りいい成績をとることができるようになりました。
今やらなくてもいずれやらなければならないのです。
先延ばしにしている間、その事柄をするために
必要な知識が貴重な頭のスペースをくいますし、
後でやることを忘れてはいけないと思うことで
気持ちに負担がかかり、不必要なエネルギーが失われています。
以上で、4章~6章をまとめて参りました。
次回には7章~10章にも日常生活で使えなと思える
コーチングのアドバイスをお伝えします!!
22.11.03(木)笹谷 政太朗 カテゴリ:スタッフブログ