2025〔令和7〕年 新年明けましておめでとうございます。
アイコンプラス代表の村田です。
巳年の特徴は「成長」や「変革」の年だと言われています。
その中で、2025年はさらに「乙巳(きのとみ)」という干支となり、
60年に一度の特別な年でもあるようです。
「乙(きのと)」は、新たな成長の芽吹きを象徴し
完成のプロセスを意味するとのことです。
まさに、60年に一度しか訪れない
「変化と新たな挑戦のエネルギーが高まる」という
この貴重な年だからこそ、個人や社会にとって
大きな転機となる可能性が感じられます。
皆さまが今年はなにか新しいことをはじめたい!
新しいスキルや知識を学ぶ、
将来に向けて資格や習い事をする、
もしくは今まで躊躇していたことがあったなら、
今年こそ新しい挑戦や、
変化にむけて勇気を持って一歩を踏み出すに
ふさわしい年だと再認識し...
わたくしどもも、そのように願う方々を支え、
柔軟に対応出来るように
お役に立てれるよう努める決意を固めております。
そして、このような素晴らしい年に
これまで支えてくださったお客様、関連企業の皆さまに
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
弊社も気持ち新たに
色々とチャレンジングな取り組みに臨みたいと存じます。
顧客企業様それぞれに課題は色々と違いますが
効果性、即効性を重視した人財育成コンサルティングや
研修事業に加えて、新しく立ち上げた事業を
さらに加速していきたいと考えております。
私個人としても、これまでとは全く違う業界や
新分野への挑戦を決心し、
ワクワクした気持ちが高まっております。
そして本日は年頭にあたり、
私がここ数年、折を見て読み続けている
365人の仕事の教科書」[i]
という本の中にある
1月1日「知恵の蔵をひらく」
稲森和夫氏(京セラ名誉会長)の一話を
良著紹介として簡単ではございますが
お伝えしたいと存じます。
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稲森氏は経営者として、そして技術者として「ものづくり」に携われる中で、
この宇宙のどこかに「知恵の蔵(真理の蔵)」と言うべき場所があり、
そこには宇宙、または神が蔵している普遍の真理のような「叡知」に
自分で気づかないうちに触れ、引出すことにより
新しい発想や画期的な新材料や新製品を世に送り出すことが
できたと語られています。
それは、各分野の代表的な研究者の方々と接したときに
あたかも神の啓示のごとく創造的なひらめき〔インスピレーション〕を
感じられたことがあるといわれる方が多いことに驚いたそうです。
結果ゆえに「知恵の蔵」が開き
人より多くインスピレーションを授けられたのではないかと
稲森氏は思えてならないということです。
この書籍には1ページごとに
365日分、つまり365名の方々のお話しが
ご本人の言葉や、
周囲の方による回顧録という形で掲載されています。
1月1日の稲森氏の言葉はここ数年、
元旦には読み直すわけですが
そこで私が毎回、感じるのは
知恵の蔵の扉をひらき、その叡知に触れるには
すさまじい研鑽を重ね
限りない努力と
人並みはずれた熱意をもって何かに臨む
ことが重要なんだと思い返します。
この「なにか」というものが目的や目標となるわけですが
この「なにか」に気づかない、見つけられないという方も多いと
感じる事も昨今感じていることです。
個々人で今の自分は何に向かいたいのか?
と日々の忙しさに紛れて多くの方が
迷子になる(なった)ご経験があるのではないでしょうか?
そこで、弊社では企業様向けには
「キャリアデザイン」や「キャリアデベロップメント」という
プログラムを提供することも多かったのですが、
今年は特にこのテーマのバージョンアップを
図ったものをご提供していきたいと存じます。
研修終了後には、ご要望に応じて
個人別レポートを作成したり
(私のNLPマスタートレーナー、コーチとしての経験を
フル活用します(*^o^*))
などでフォローアップしていければ幸せです。
どうぞよろしくお願いいたします。
本日の最後のご挨拶といたしまして
これまで良著紹介を担当していたインターンの笹谷君が、
昨年の春以降、
他社コンサルティング会社とのインターン兼務となり
現在は別の部署へと異動しております。
それゆえ良著紹介を少し休んでおりました。
(いやいや!かなり長い間、掲載をお休みしており
申し訳ございません(;゚ロ゚)
今後は、不定期ながら
良著紹介を続けていきたいと思います。
本年も変わりませず、どうぞよろしくお願いいたします。
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[i] 「1日1話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」藤尾秀昭著 到知出版社