私たちが目指すもの 顧客とともに、常に『笑顔』と『成長』があること

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こんにちは!アイコンプラス、インターンの笹谷です。

僕の2023年、忘れがたい夏の想い出(先月の8月)は

①野球バッターシルエット.jpgのサムネイル画像慶應高校の甲子園優勝です!

慶應大学に通っている僕としてはとても誇りに思います!

そんな慶應高校は長髪OK、チームの練習時間は2時間といった

独特、現代的なやり方を取り入れ、

新しい視点を持ちながら、

甲子園優勝という偉大な結果を出したことは、

とても素晴らしいと思うとともに、

今後の野球指導への新風が流れ込んだようです。

(僕も野球をしていましたが、旧態どおりのまるがり頭(^0^;)でした)

さあ、学生にとっても9~10月は秋期授業が始まります。

気合いを入れて頑張って行きたいと思います。

 

この本を推薦する理由

"夢を実現できる人は、ほんの一握りしかいない"と聴くことがあります。

理由がいくつかありますが、そのうちの一つが、

やり方や具体方法がわかっていても

"怖くて一歩踏み出せない"という心のロックがあることには納得してしまいます。

 

独立起業した人なら、勇気をもって、まずは最初の②First Step 一歩を踏み出す勇気.jpg

1歩を踏み出してはいるのですが、

その起業後に遭遇する壁を越えるために、

やらねばならないことは分っていても

その1歩を踏み出すことに躊躇したりすることは

経験されることがあるのではないでしょうか。

 

「起業は勢いが大事だし、やってしまえば後はなんとかなる」と

言う人もいるかもしれませんが、

それは乱暴だし、そんなに世の中甘くはない!と筆者は言います。

さらに、ひたすら待っていても、向こうからチャンスが勝手に来ることも

可能性が低いことも世の中の現実としてあります。

ではどうすればいいのかという話になりますが、

 そんな時に思い出して欲しいことが

この本には紹介されていまして、

それが"海には、自ら飛び込めばもがけるが、②-2溺れる人.jpg

押されて海に落ちれば溺れてしまう"です。

この"押される"というのは、

自分の意思ではなく何かのチャンスがあれば...とか、

会社の都合や何かがあれば...とか、

いわゆる"きっかけ"と呼ばれるものです。

この"きっかけ"で始めてしまうと、

自分で意図したタイミングではないために

あらゆることが後手後手になりやすいと筆者は語ります。

僕自身、起業したいな...と心の中では思っているのですが

後一歩が踏み出せず、何かと理由をつけてきっかけを探していました。

そうではなく、どうせ必要な覚悟なら

しっかりと自分のタイミングで厳かに腹を決めた方が

よほど上手くいく!ということに気づかされました。

たとえ荒波であることが予測されても、

チャンスとタイミングを先手として、自分でつかみ取り、

もがきながらも泳ぎ切ることができるようになりたいと思います。

 

この本の概要(第4〜6章)
【第4章】

この章では、コンサルタント業をする上でよく出てくる

7つの代表的な疑問について説明されています。

その疑問に対する答えはもちろんのこと、

なぜそうなのかという理由も合わせて、

よく悩みがちな疑問を例示しながら説明されていたので、

とてもわかりやすかったです!

 中でも特に参考になるなと思ったものが

"自分の商売において、生殺与奪権(せいさつよだつけん)を

他人に握らせない"というものです。

③紹介者.jpgこれは、紹介は多い方がいいというのは本当か?

という疑問に対する答えなのですが、

ビジネスを行う上で、僕を含め、とても勘違いしやすいことだと思いました。

やっぱり営業というのはとても労力がかかり、

できることならやりたくないし、

知人からの紹介で顧客が増えるのなら

それが一番だと思いがちなのですが、

筆者曰く"ビジネスは営業・販売とセット"であり、

切っても切り離せない関係であると述べられています。

この前提のもと、営業を他者、ここでいう紹介者に委ねてしまえば、

その紹介者が自分を売らなくなった時、

自分の商売は終わってしまうという事が起きてしまいます。

ここで、もっとも残念なことは

自分の努力とは全くの無関係であるというところです。

その紹介者が体調を壊したり、その業界を退いたりした場合、

自分がいくら努力したところで顧客は途絶えてしまうということです。

紹介者に頼りすぎると、

このような恐ろしいことが起きてしまうということを

起業したり、就職する出る前に知れて本当に良かったです!

逆に言えば、自分でしっかりと営業・販売をしていれば

何も怖がる必要はないということだと納得!

このようにこの章では、ビジネスをする上でとても大事で、

理解していないと致命傷になってしまうような事が

例とともにわかりやすく解説されています!

 

【第5章】
この章では、自分の知識をお金に換える根本原理について学びます。

いきなりですが、あなたの周りには色々なことに詳しい

④-1フクロウ 物知り博士.jpg「物知り博士」のような人はいますか?

分からないことがあって聞いてみると、

とても詳細な説明付きで教えてくれる大変ありがたい人です。

ここで一つ質問ですが、物知り博士に何かを尋ねる時に

あなたはお金を払っていますか?

高校生の頃、宿題のわからない問題を教えてもらって

ラーメンを奢ってあげるといった話ならまだしも、

ビジネスに絡んでいることを答えてもらうとしたら、

直接か間接かはともかくとして、

金銭的に得しているはずですから

本来その対価を払うのは当然なことなのですが、

実際問題お金を払う人はごく少数であると書かれています。

コンサルタントの場合、教えるということがある意味本業なだけに

それでお金が貰えないというのは死活問題となります。

ここで誰が悪いのかという話になるのですが、

本章では教える側が悪いと断言されています。

それはなぜかというと"しゃべっただけ"と思うものには

誰もお金を払おうとしないからです。

つまりは、お金を貰えるかどうかは内容もさることながら、

購入者側にとって心理的に"払いやすいカタチ"に

なっているかどうかが重要であるということです。

これを読んだ時、僕の頭の中に出てきたのが有料の競馬予想です。

競馬にめちゃくちゃ詳しい友達にレースで④競馬.jpg

どの馬が入るのかなど予想を教えてもらい

それ通りに賭けて実際に勝ったとしても、

その友達にはよくてご飯奢るといった程度で

実際にお金を払うということはありません。

しかし、有料の競馬予想はしっかりと商品化されており、

"払いやすいカタチ"になっているので

実際に当たるかはさておき、

販売者はお金を貰う受け皿を作っておくことが

大切なのだな~と実感しました。

 

【第6章】
これまで、コンサルタントとして活躍するために

必要な具体的な実務と戦略について説明されてきましたが、

最終章であるこの章では、

⑤やりがい スマイルと文字.jpg"やり甲斐と報われる"ということについて書かれています。

 人はお金が欲しいと思っても、

お金だけ手に入っても決して

心から満足できないのが本当のところで、

お金に付随して、"やり甲斐"や"報われる"ということが

とても重要である、とされています。

では、その"やり甲斐"や"報われる"といったことは

どうゆうものなのかということなんですが、

筆者がある一つの指針を提示してくれています。

それが"自分のこれまでの人生を最大限に活かした独自の仕事で、

⑥ねこちゃんからのありがとう.jpgのサムネイル画像お客様から「ありがとう」と感謝され、

それと同時に、経済的に大いに満足のいく報酬を得られる"

というものです。

僕も飲食店でバイトをしていた時、

お客様や店長から感謝をされると

とても嬉しい気持ちになりましたし、

やって良かったなと思うことも多々ありました。

やはり人からの感謝というものは

お金以上に大事なものがあるな、と思いました。

ビジネスをする上で役立てて欲しいポイント

『あなたの知識や経験をコンサルタントになって大きな稼ぎに変える法』の、

4章から6章までを紹介させていただいてきたのですが、

その中でとてもいいな!と思い、特に参考にしてほしいポイントがあったので

皆様にも共有したいと思います。

この本はコンサルタントで活躍したいと考えている人専門の本なのですが、

そのような人たちだけでなく、

将来経営をしてみたいなと考えている人にとってもとても重要なことが

いくつか書かれているのです。

そのうちの一つが"経営は、仕組みづくりが全てである"ということです。

筆者曰く、社長や、所長とよばれる先生方の羽振りがいいのは、

人物がえらいからでもなんでもなく、

労働者ではなくて「経営者」をしているところがえらいのである、

と言い切っています。

経営とは本来、顧客にはモノ化した商品を提供し、

その従事者には労賃を支払うことで収益を上げやすくするものであると

書かれております。

僕なりにわかりやすく説明すると、

お客様が買いたいと思うような

しっかりとパッケージ化された商品を作り、

それを売ってくれている従業員に対して

給料をあげることでお金を得るということです。

そうすると、従業員が辞めて人が変わったとしても

同じクオリティの商品を提供できるのです。

つまり、ただ単に人を雇って働かせるのが経営者だと思ってる人は

一向にビジネスが軌道にのることはありません。

僕も雇われるのが嫌だから

雇う側の経営者になりたい!と思っていましたが、

そのような考え方ではたとえ起業したとしても

うまくいかない可能性が高かったと思うので、

この本を読んで経営における仕組みづくりの

大切さを学べて良かったです!

このように、この本ではまだまだたくさんのアドバイスが、

例とともにわかりやすく説明されていますので、

是非ともこの『あなたの知識や経験をコンサルタントになって

大きな稼ぎに変える法』を読んでコンサルタントとしてだけでなく、

共にビジネスマンとして成長しましょう!

⑦-1商売経営者.jpg

23.09.08(金) 笹谷 政太朗 カテゴリ:アイコンプラス通信スタッフブログ

こんにちは!アイコンプラス、インターンの笹谷です。

8月になると30度を超える猛暑が続いていますね。

とはいえ今年の夏は、コロナから解放され

①花火大会.jpg各地では花火大会や楽しいイベントがたくさん催されるようです。

海や川などに遊び行かれるときは、

気をつけて夏を楽しんでください!

 

今月の良著紹介では、

『あなたの知識や経験をコンサルタントになって大きな稼ぎに変える法』を

紹介させていただきます。

②本の表紙.jpg著者の五藤万晶氏は、コンサルタント業をされている方々に対しての

専門コンサルタントです。

ですので、現在すでにコンサルタントとして活躍されている方や

将来、コンサルタントになりたいと思われる方には

これまで自身が積み上げてきた知識や経験を、

お金に換える具体的な方法が学べる必見の書です。

全6章で構成されており、

今回は半分となる1〜3章をお送りします!

この本を推薦する理由

実際にコンサルタントとは何をしていて、

どうやって報酬を得ているのかをご存じでしょうか?

僕自身、アイコン・プラスというコンサルティングファームで

インターンをしているわけですが、その収益モデルって

どうなっているのか?それを他の人に説明できるか?

と問われれば...「今はできません!」と答えざるを得ません。

コンサルタント会社といえば、

③-1コンサルタント.jpg現在とても成長している業界の一つであり、

僕の大学の先輩の就活を見ていても

とても人気のある業種のひとつのようです。

 

コンサルティング会社に勤めるとコンサルタントに慣れるのか?

(企業内で育成はしてくれそうだが...)

もしくは、独立して個人でコンサルタントとなったら

どのようにして稼ぐのか?

まして、引く手あまたのコンサルタントや

商売繁盛させるにはどのようにすればいいのか?

いや~全くわからないことばかりです。

 

筆者もこのように言っています。

コンサルタントとして成功するための

具体的な方法を提示する機関はほぼ存在しないと!

だからこそ、多くの企業から依頼が絶えない

本物のコンサルタントになって、

大きな収入をゲットしたい方とっては

唯一無二の書籍というわけなのです。

この本の概要(1〜3章)

【第1章】

一般的にコンサルタントというと、

決算書を元に経営分析をして指導する人で、

かなり数字に明るい人でないと

なる事はできないのでは...

というイメージを僕は持っていました。

 

確かにそのような数字や税務などに詳しい④-1数値コンサルタント.jpg

コンサルタントの方もいらっしゃいますが

一方で、「独自に生み出した営業の組み立て方」や

弊社でも提案サービスしている

「スタッフのやる気を伸ばす人事制度と賃金制度」などがあります。

そうなんです。

企業の業績や決算書とは

直接的に関係のないコンサルティングもあるということです。

環境変化が進めば進むほど、

色々な専門コンサルティングが生み出される業界とも言えます。

④-2 専門コンサルタント.jpg

知識は経験はお金に換えてこそ「本当の価値になる」

という一行の文と共に、

「一定の確率で間違いなく仕事が獲得できる仕組みが

できていなければ、それはコンサルティングだけでなく、

すべての仕事において

それはビジネスとは言えないのです!」

という、著者の言葉にはドキッとさせられました。

ビジネスの成果というのは

「マグレ」や「たまたまラッキー」で受注に至るのでは

ダメだと言うことなのですね。

 

そこで、自分のビジネスをしっかり展開できる体制を

整えていくために紹介されているのが、

「コンサルティングを体系化して、商品化」とすることだと言われています。

これは「自分が意図した仕事を、

意図したとおりの導線によって獲得できる道筋をつくる」ことで、

五藤氏のオフィスでは「コンサルティングのパッケージ化」と

呼ばれているようです。

コンサルティングのような

知的ビジネスにかかわっている場合、契約できることと、

「知識やノウハウを売る」ことは大きな違いがあるというのです。

 

自分はノウハウ提供として、「質」を提供しているつもりなのに、

お客様は売買基準として「量」と考えている場合やなどもあります。

例えば、

「できる営業マンをそだてるマニュアル」という本を

あなたがコンサルタントして書き上げたとします。

⑦本 質より量なのか.jpgのサムネイル画像

似たような本は

(A)300ページで2,500円。(1ページあたり約8.3円)

 

(B)あなたの本は、これまでの経験を元に

端的にまとめあげたので、わずか100ページ、

しかも、実践的ポイントも明確に仕上げました。

結果、付加価値が高いと信じ値段は4,000円としました。

(1ページあたり40円)

 

お客様が質より量を重視すれば、

「安い方がお得」と思い(A)を選択されるでしょう。

 

しかし、読む時間の短縮になるし、

端的にポイントが整理されていることを

むしろ、高くて当然と考えてるお客様にとっては

(B)が選らばれる思います。

 

うまく自分が提供しようとする情報やノウハウの価値を

顧客に認めれてもらえるようにすれば言い訳ですが

それが、そうそう簡単ではないからこそ

自分のコンサルティング・ノウハウを体系化(=パッケージ化)

することが最重要だと筆者はいいます。

【第2章】

コンサルタントとして独立したのならば

だれでも失敗はしたくないものです。

この章では、コンサルタント業における

失敗の最大の原因について解説しています。

では、その最大の原因とはないかというと、

⑧間違った理想像をイメージ.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像「間違った人を理想像としてイメージしてしまう」

ことだそうです。

 なぜこのようなことが起きてしまうかというと、

コンサルタントの仕事は、

表面的な部分しか決して見ることができない

というところにあります。

つまり、とても重要な本質的な部分はマネできないということです。

このことを理解していないがために、

「参考にしてはいけない仕事」を真似してしまい

伸び悩みの落とし穴におちてしまうわけです。

これは、コンサルタントだけではなく、

どんな仕事にもあてはまる事だと僕は思いました。

たとえば、僕が飲食店舗を開店したいと思うと、

最初は何をすればいいかわからないので、

繁盛しているお店へ偵察に行き、

自分でもできそうな所があれば

その真似をしてしまうかも?しれません。

(いや、多分、まずはマネをさせてもらった方が

早く展開できるのではと考えていました...すみません)

ビジネスモデル、いわゆる"店の仕組み"が違えば⑥-1失敗(イラスト+文字合体).jpg

まねっこしてもなんの意味もなく、

結果、失敗に終わることになるのだと言います。

僕も肝に銘じておこうと思います。

 

また、絶対に気をつけるべき"3Sの人種"と

いうものも紹介されております。

これはなんなのかというと、

「先輩(経営者)=Senpai」

「親族(身内)=Shinnzoku」

「専門家ふう=Sennmonnka-fuu」

の3者のことです。

⑨3S(先輩・身内・専門家風)はマネするな.jpg

なぜこの3者に気をつけなければならないのかというと、

彼らは頼んでもいないのに様々に指示やアドバイス、

時には命令に近い強制力をもって、

あなたが本来進むべき道から

どんどん遠ざけていってしまう可能性を持っています。

いくら先輩経営者といっても、

他の商売をされているのであれば、

正しくコンサルタント業を理解して

アドバイスができるわけではなく、本当に難しい話なのです。

とはいっても、これらの方々は、

善意をもって親身なアドバイスをしてくれているわけで、

決して蔑ろにしたり、無視するのではなく、

自分のビジネスモデルとはちがうのだと判断すれば、

参考にできるところは参考にし、

参考にできないことは『聞き流す』

が一番だと筆者は述べています。

 

【第3章】

この章では、コンサルタント商売としてぜひ押さえておくべき

「収益モデルの原理原則」について解説されてます。

 

知的ビジネス・コンサルティングの大鉄則は

以下の3要素、

「顧客の設定」×「商品の設定」×「営業方法の設定」

をしっかり決めて行くことです。

 そして、僕がもっとも印象深かった言葉は

営業はビジネスの生命線であるという一行でした。

当然と言えば、当然ですが、顧客を開拓し続け、

売上が上がらないことには

ビジネスの存続は絶対にやっていくことができませんよね、

その根本が営業・販売であり、

これが順調ならば、ビジネスの9割は上手くいく

と書かれています。

そして、営業とは、『誰に、何を、どう売るかという導線を

作って活動すること』と

いうものです。

誰のための、どのような商品を自分は提供したいのかが決まれば、

自ずとそのお客様にどのようなアプローチで

訴求していくかも決まっていく。

しかし、どうやって売るのかが定まらない本当の理由は、

やはり、その前に誰に、何を売るのかが曖昧なままでは

決まらないというジレンマに陥ってしまいます。

この章では「顧客の設定」×「商品の設定」×「営業方法の設定」を

具体的方法の学ぶことができます。

⑪顧客・商品・営業の設定 風船.jpg

コンサルタント業としての商売繁盛を考える時、

とても重要なのが「どうやってお金をいただくか」である、

と書かれており、ここで理解しておくべき重要な点が、

その商売は収益モデルが確立されているかどうかです。

簡単に言えば、"毎月お金をいただけるモデルが、

一般的に普通になっているか"という話です。

ここでとてもわかりやすい例が使われており、

飲食店の場合、食べ終わったら払うのが

一般的であるのと同じように、

ある大手飲食店チェーンが前払いを通そうとしていましたが、

社会通念には勝てずに結局後払いに変更したほどである。

と書かれていました。

ここでおもしろいのは、同じ飲食店でも、

いわゆるファストフードの場合は、

新しくできた業態なので前払いや、

商品と交換が普通に通っているので

まさしく似て非なる商売であるということです。

⑫収益モデル.jpgやはり、収益モデルが違えば

たとえ同じような業態でも全く違う商売であるので、

この本で再三筆者が主張している、

表面だけ模倣しても決してうまくいかないということを

改めて理解できました。

ビジネスをする上で役立てて欲しいポイント

『あなたの知識や経験をコンサルタントになって大きな稼ぎに変える法』の

1章から3章までを紹介してきましたが、

是非とも参考にしてほしいポイントの1つが"

誰に対して営業をかけるべきか"という事です。

僕の友達で、新聞契約の営業バイトをしている人がいるのですが、

その友達にそのバイトのことについて教えてもらう機会がありました。

彼曰く、いくら頑張って営業をかけても、

お父さん(一家の主)が不在であれば

あまり契約は取れないと言っていました。

これは、営業をする上で特に陥りやすいミスと

この本で紹介されていました。

 

"誰に対して営業をかけるべきか"=キーマンを見つけることは

実際にとても重要なことなんだということは理解できます。

つまり、決定権のない人に営業をしても、

仕事は取れないということなのです。

彼のバイトの場合、営業をかけるべきは、

決定権を持つ一家の主であるお父さん(うちでは母ですが...)であり、

コンサルティングの場合、

会社の規模や役職上多少の例外はあるにしても、

常識的に考えれば社長、経営者だということです。

これを理解して、営業をかけるべき相手にしっかりとかければ、

言い訳ですが...

ここで素朴な疑問が湧き上がりました。

そのような決定権を持つ人にどうやって面談できるようになるか!です。

こちらの方が、難しくて一考を要することですが、

この後にそのことについて書かれているかも知れません...。

分ればすぐにアップしていきますので

次回もよろしくお願いいたします。

⑬キーマンを探せ.jpg

著者紹介

五藤 万晶 (Kezuaki Goto)

これまで250人以上に、直接の指導実績を誇る

日本屈指のコンサルティングビジネス専門のコンサルタント。

「コンサルティング」を労貨やキャラで売るのではなく、

独自のコンテンツづくりと戦略を用い、

「ビジネスベースで 回るようにする」ことを、日本で初めて指導開始した第一人者。

そのキラーコンテンツづくりと収益化の指導は、

コンサルティング起業する人はもとより、

士業関係者、20年以上のキャリアを持つベテランコンサルタントからも絶賛。

「コンテンツを絞り出す天才」と称され、鋭い洞察力と実績で各方面から依頼が絶えず、

年収3千万はもとより、5 千万、1億円プレーヤーも次々に輩出。

氏が関わったコンサルタントからは、 「改めて自分の強みを再認識できた」、

「モヤモヤしていたノウハウを体系化できた」、

「自分のウリが分かり、クライアントが倍増した!」

など絶大な信頼を獲得している。

「経営者に役立つ、本物のコンサルタント、コンサルティングを世に広めたい」と

いう強い信念の基、2012年、株式会社ドラゴンコンサルティングを設立。

同社代表取締役社長。1969年生まれ、千葉大学法経学部卒。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23.08.07(月) 笹谷 政太朗 カテゴリ:スタッフブログ

皆さまこんにちは。

今月6月も村田がブログをお送り致します。

①新人社員.jpg4月に入社(入職)方々も約2ヵ月が経ち、

業務にも慣れておられたころではないでしょうか?

そして、この6月ころから管理職や中堅社員の研修が

徐々に増えてくるのですが、

その上司・先輩からのお悩みが

「若手社員のビジネス・エチケット・マナー」について多く聴かれます。

例えば、先日お手伝いさせていただいた都市交通業界の係長研修時に、

「部下の接遇問題」についてご質問をいただきました。

素晴らしい商品・サービスを提供しながら、

「接遇」の不備による顧客の満足度が低下することや、

ささいな応対ミスでクレームに発展してしまうことは

もったいない事だとかねてから私は思っております。

現場に即した「こんなことある!ある!」

もしくは「あったらどうしよう?」と思われるような事例を

紹介しながら、一歩踏み込んで、

「では、どうしたらいいのだろう?」という疑問を

ともに考えていきたいと思っております。

②困惑する上司・先輩.jpg

1つめのビジネス・エチケット・マナーに関するお悩み

【Aさんの表情・挨拶について】

表情が無表情で、笑顔がないため、暗くキツイ印象を与える

(ながら動作をして、顧客の顔を見ていない)

相手から挨拶されたり、「ありがとう」と言われてもスルーする

2つめのお悩みは

【Bさんの言葉遣いについて】

敬語が苦手だと言い、友達ことばが気になっています。④敬語難しい.jpg

ご年配者は、Bさんが若いので許してくれているようですが、

明らかに不快な顔をされる顧客もいらっしゃる。

クレームになる前になんとかしなくては、

とは思っているのですが、どうしたものでしょう...。

このような場合、もっとも即効性があると思われる

⑤注意する.jpg解決方法といえば、問題行動を指摘して、

注意することですよね。

そんなことは分っている!!と、すでに悩むことなく、

注意をされていたかもしれません。

1つめの表情については、

「挨拶するときは、アイコンタクトと笑顔がとても大切だよ。

次回からは気を付けるようにね。」

 2つめのことば遣いについては、

「お客様は友達ではないんだから、いくら親近感を持っていても、

相手に敬意を表す『敬語』を使うように意識して話してね」

などとです。

注意をしたあとには、いっときは改善されても、少

し時間が経つともとに戻ってしまう。

そして、また「注意」をする。

少しは改善されるがなかなか長続きしない。

「再び注意」の繰り返しは、注意をする方も、される方も⑥ストレス.jpg

お互いにストレスを感じてしまいますよね。

 

患者満足度を向上したいと思う上司・先輩の期待に反して

「笑顔・アイコンタクト・ことば遣い」をはじめ、

ほかの接遇行動が望む期待基準に達しないのはなぜなのでしょうか?

これは、接遇行動が改善がされないのではなく、

改善が持続、継続されないことが問題なのです。

注意、指導すれば、半永久的にその改善効果が

あるに越したことはないのですが、

しかしながら、先輩社員が悩まれるのが

その継続性、持続性を保ってくれないことなのです。

そして、将来にわたって若手社員自らがその問題に気づき、

自律性をもって改善行動に臨んでくれいることに他ありません。

では、もう一歩踏み込んで、なぜ継続されないと思いますか?

それは行動改善をしない人、

継続できない人にもそれなりの理由や言い訳があることが、

そもそも原因なのです。

つまりその真の理由や言い訳を聴きだすことこそ、

問題解決の王道であり、近道でもあるのです。

頭では分かっていても、指導する方は、

相手が言い訳を言おうとすれば、

心の中で「言い訳はいいから!」

「できない理由はともかく、こちらが指示した通りに

やってくれたらいいから」と思うこともあるでしょう。

さらには「なんで言い訳を聞かなくっちゃいけないんだ!」と

怒りさえ感じられるかもしれません。

その気持ちもわからないわけではありませんが、

「しない・できない」原因とその理由は、

その行動改善を持続できないスタッフ本人の中にしかないので、

本人自身も「できない・したくない」という

本当の理由に気がつかないと、

まさに真の問題解決にはならないというわけなのです。

⑦できないことには訳がある.jpgのサムネイル画像

問題解決では、真の原因さえわかれば7~8割が解決されたと言われます。

しかし、人はなかなか本音を言わず、

または、真の原因に気いていても話さない場合もあります。

例1)  「挨拶の時に目を見ず、笑顔もないのは何故なの?」ときくと、

どのような理由や言い訳が出てくると思いますか?

例2)  「顧客に敬語は話さないのは、

苦手だという以外に理由はあるかな??」と訊くと、

そのスタッフはなんと返答すると思いますか?

⑧本音と建前.jpg次回は、このように相手の本音や真意を聞き出すための

「後輩(部下)の問題行動を改善させるための

コミュニケーション」についてお伝えしたいと思います。

その時に、例1と2のそれぞれの言い訳、

理由を事前に予測しておくと役に立ちますので、

それぞれに予測される3つ以上の言い訳や理由を

想像しておいてください。

⑨理由を考えてみる.jpgのサムネイル画像

蒸し暑さを感じる季節です。みなさま健やかにお過ごしくださいね。

23.06.06(火) 村田 小百合 カテゴリ:スタッフブログ研修最前線

5月を代表する花といえば皆さまは何を思い出しますか?

5月には母の日があるので、カーネーションでしょうか?

いやいや花の女王と言われる「バラ」と

いわれる方もいらっしゃるのでは?

わたくしは、花言葉が好きなので...という理由から

気に入っている花があります。

その花言葉は、「幸運は必ず訪れる」

①かきつばた 杜若.jpg漢字で書くと読むのも難しいのですが、

「杜若(かきつばた)」と言う花です。

あれ?「菖蒲(あやめ)みたい」と

思われた方もいらっしゃるかも知れません。

「いずれがあやめか、かきつばた」というように

「あやめ」にとても姿が似ていますね。

前置きが少し長くなりましたが

先月4月の桜橋渡辺病院様の新人研修に引き続き

わたくしとって、これからもきっと忘れられない

「令和5年度 新入社員研修Ⅱ 

~将来の社会福祉サービスを担う人財教育~」

の風景をお送りさせてください。

株式会社アイコン・プラス 代表の村田 小百合です。

 

44(火曜日)6日(木曜日)の3日間は

大阪市社会福祉協会様の新入職員研修を

お手伝いさせていただきました。

(前月を読んでくださっている方はお気づきでしょうが、②研修風景 4名男女.jpg

4月4日(火曜日)には、わたくしは桜橋渡辺病院様を

お手伝いしていたので、

初日は弊社の別コンサルタントがその日は担当させていただき

わたくしは23日目に登壇させていただきました。)

*大阪市社会福祉協議会についてお知りになりたい方はこちらへ

https://www.osaka-sishakyo.jp/

さて、結論から言って

わたくしがこの研修で何が忘れられないかというと

受講者同士からの話し合いから、

③グループ討議.jpgこぼれ聞こえるフレーズが印象的だったことです。

社会福祉を担おうと大阪市社会福祉協議会の職員採用に応募され

厳しい採用試験に合格されて、

晴れて新入研修に参加されている方々だから、

その心構えなどは当然、尊いものであることは予測していました。

こちらでは新入社員研修といっても

全ての方が新卒ばかりではありません。

一般企業でのお勤め経験がある方で

中途採用されてた方も数名いらっしゃいます。

(前年度の7月以降に入職、当協議会に1年未満の職員の方も

新入職員研修の対象となられます)

特に、この中途採用のおひとりが演習終了後の振り返りの際に

「社会福祉サービスを提供する中で、大変だと思うことに

これからたくさん出会うと思うけど、自分一人で悩むのではなく

周りが絶対にサポートするから

この仕事について良かった!と実感するまでは

④もっちょと頑張ろうパンダ.jpg頑張って欲しい。

辞めたいと思ったことを越えたときに、

この仕事の素晴らしさに気づくから...」

とおっしゃった志(こころざし)の高さも忘れられません。

グループになって、さまざまな演習に新卒者とともに取り組んで頂くのですが、

その際には、ご自身の経験則を踏まえて、

優しく教え諭すように意見を述べられます。

それを聞く側の新卒者も素直で、積極的な方が多く

これからの各区の社会福祉協議会における、

風通しの良い、対話しやすい職場風土を

担われる人財の未来像を垣間見るようでした。

3日間の新人研修のスケジュールの中

テーマごとの概要とわたくしから見た印象をお伝えしたいと思います。

【第1日目】

初日は「コンプライアンス研修」に加えて

「社会福祉協議会職員としての帰属意識を高める」のが目的です。

大阪市社会福祉協議会様では、

コンプライアンス研修は新人だけでなく、

全職員に対しても行われていらっしゃいます。

わたくしどもアイコン・プラスのコンプライアンス研修では、

「よくあるケース、間違えやすいグレーのケース」

「将来こそ気をつけて行かねばならないケース」など実態に即した

社会福祉協議会ならではのレアなケースも取り扱っています。

コンプライアンスという言葉上、

少し堅苦しいイメージを持たれるかも知れませんが、

こういったテーマこそ、頭の柔軟性を高めて、

集中力が途切れないよう進めて参ります。

 

【第2日目】

基本的なビジネス・マナーをはじめ、クレーム対応の基礎基本、

そして「穏やかな心が最善の顧客(市民)サービスを生み出す」を

弊社はモットーしているので

感情のマネジメントを習得いただきます。

 

【第3日目】

コミュニケーションのメカニズムを学んだ後に

自他ともに大切にする建設的対話技法である

「アサーティブ・コミュニケーション」へと移行します。

その後、チーム活性化を目指した演習で、

一人で考え出す成果と

メンバーで導き出す成果の違いを体験していただきます。

ここで、チームとしての団結力や、

頭の柔軟性も最高潮を迎えたのちに、

輪番でファシリテーター役を経験しながら、

アイデアの「見える化」を図りました。

(今回はグループ数が多くなったので

ホワイトボードが足らなかったので、⑥ホワイトボード.jpg

壁に模造紙を貼り付けて行いました)

ここでも驚くような斬新なアイデアが散見され、

わたくし自身もこのような地域に根ざした

福祉サービスがあったらいいな~と思えるような

ユニークな創造性を発揮されていました。

水を得た魚のように

皆さんが「人からの意見がどんどん膨らみ、

聞き出すことが楽しい!!」と

楽しみながら!楽しみながら!

相互啓発を図られていることは

講師としてとても嬉しくその光景を見ておりました。

そして、弊社の担当した3日間は

「キャリアデザイン」で締めくられます。

 

大阪市社会福祉協議会様では

昨年【2022(令和4)年度】に引きづつき、

本年も

~住民主体の理念に基づく、

社会福祉サービスを担う人財育成に向けて~

大切な新人研修をお手伝いさせていただきありがとうございます。

23.05.09(火) 村田 小百合 カテゴリ:スタッフブログ研修最前線

就職御祝.jpgのサムネイル画像令和5年度 新入社員の皆さま、

御就職おめでとうございます。

株式会社アイコン・プラス 代表の村田 小百合です。

本年(2023 令和5年)3月に高校や大学、専門学校を

卒業された人は1097,148人いらっしゃったようです。

文部科学省と厚生労働省による

20233月卒業の大学生・短大生」就職率の①グラフ 右肩上がり.jpg

公表では、大学生の就職率が、コロナ禍によって

2年連続ダウンしていた時より反転して、

3年ぶりのアップになったようです。

弊社アイコン・プラスでは、ありがたいことに4月には

色々な企業での新入社員研修を多くお手伝いさせていただいております。

わたくし自身は、数年前より特定の企業様以外は、

若手講師に新入社員研修を担当していただくことにしておりますが、

特に長年にわたりご指名いただいている、

または通例の新入社員研修よりも難易度の高い内容を

ご希望になる企業様など数社のみを担当しております。

③アイコンパワポ.jpgそして、本日は今年で17年目(2006年よりスタート)

を迎えた桜橋渡辺病院様の新入社員研修を

無事終えましたのでその最新レポートを

「2023年度新入社員の傾向と特徴」として

お送り致したいと思ったのですが、

今回は少し視点を変えて

こちらの病院での研修では想い出がいっぱいあることから

印象的なエピソードをお伝えしたいと思います。

【平成30年に「お客様の声」でご紹介させていただいているサイトは

http://www.icon-plus.jp/blog/2018/11/post-11.htmlでございます}

 

 17年の年月は当時、新入職員だった方々も

今では各部署(看護部では師長、コメディカルの部門では

科(課)長、室長など)のマネジメントのお役目を持つ

責任者になられている方が多くいらっしゃいます。

弊社の新入プログラムでは研修が終了すると、

ちゃんちゃん!とそれで終わりではなく、

必ず研修後課題が出されます。

⑥目標.jpgそれは目標設定とその経過報告、

実施していく中で、職場での疑問点などがあれば

ずっとフォローしていく体勢を取っているのです。

もちろん17年前から参加いただいた

全ての参加者の目標設定は

弊社にて厳重に保管されておりますが、

わたくしは毎年、そのたくさんの目標や、⑤書類確認.jpg

その後、質問されてきていたことなどを

研修前には必ず振り返り、

その年に新しく出会う新入研修に臨みます。

そして、職員研修のご担当である管理部のご責任者様と

「〇〇さんのご入職当時は、〇〇という目標を立てられて

いましたね」

または、「2年前にはこのようなご意見が多かったですね...

などと語り合うのも楽しみの1つとなっています。

 

④オンライン研修.jpgコロナ感染症によって、他社では入社式の中止や

研修自体がオンラインに置き換わった時期もありました。

桜橋渡辺病院様では、感染予防と

その対策を徹底するという環境の中、

 密をさけるために、すごく大きな研修会場を

借りてくださったりして

対面(リアル)研修を途切れることなく実施してくださいました。

まだ肌寒い4月初旬に、頻繁に換気を繰り返すため、

寒さに震えながらも熱心に受講している参加者に

わたくしも奮い立たされたことは

ハッキリと覚えています。

 どのような状況におかれましても

こちらの病院の職員の方は

ほとんどの方が素直で笑顔が多く

演習に取り組む熱心さが伝わってきます。

そして、なによりメンバー同士が

お互いに尊重しながら、相互啓発が活発行われることも

桜橋渡辺病院様の「組織文化」の素晴らしい特徴と思います。

⑦組織文化.jpg

 

 

 

 

23.04.07(金) 村田 小百合 カテゴリ:スタッフブログ研修最前線

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